27.11.30(月曜日)曇り、時折晴れ間、最高温度18度、最低温度6度
農地の開墾(研修生を卒業する次郎さんの初めての畑)
由布市挟間町に、新たに借り入れた畑(現況田んぼ)を一週間前にグループ全員で草刈りを終え、焼いている処。今日、トラクターで起す。約二反(600坪)あり、たっぷりと4時間を要した。今回は3反を新規に借り受けるようにした。
ここにはとりあえず、小麦を蒔いてみることにしている。うまく出来上がったら、小麦粉(地粉)にして皆様にも配れるかもしれない。
次郎さんは来年、新規就農者として農人のスタートを切る。
彼は、農園に来た時から、鶏を育てたいとの要望が強く、それではと、先ずは、
野菜作りから始めて、穀類生産へと向かうことにしている。
養鶏(卵と肉)開始は三年後と目標を定めている。
当然にむかし野菜グループですから、平飼い・有精卵・自家製飼料の方式となる。
そのためには穀類や葉野菜は欠かせない。自然農で育てた葉っぱや穀類(糟)が
絶対条件として必要になる。それも相当な規模が求められる。
寒気の第一波がやってきました。
ようだが、鍋が恋しい季節がやってきました。
今週のテーマは鍋です。
白菜(久しぶりに巻きました)・一本葱・味美菜・ニラ・春菊・大根と揃い踏みです。
各ご家庭でそれぞれの鍋があるとは思いますが、後程、当家の味噌炊きをご紹介します。
(今秋の野菜)
白菜
1キロほどはあります。
今回はミニ白菜ではなく、量は多いです。
下葉を落としている時
パリパリと折れる音
がしていました。
柔らかく美味しそうです
千切りにしてサラダ
でも美味しい。
味美菜
青梗菜と小松菜のあいの子です。
葉茎は柔らかく煮込むと蕩けます。
炒め野菜でも良い。
10月の虫害をかなり受けており、半分くらいは茎を落としましたが、
虫食いの痕があります
大根
一部には佐藤雄二農園のものも入ります。
皮は剥かないでください。
葉っぱは菜っ葉飯・
湯がいて炒めて
じゃこなどとふりかけに
大根サラダ
青い部位(茎)は繊維
があり、サラダに向く。
下部は辛味が強く
摩り下ろして、中ほどは
煮物に。
露地にら
鍋に合うのですが、
卵とじやお浸しにも。
今年最後のにらです。
成長がゆっくりとして
旨味が乗っています。
柔らかく香豊かです。
一本葱
旨味と甘さが
際立つ、最高の味。
長く煮込むと溶けてしまいます。
残りがわずかになってきました。
この後は、九条葱に
替わっていきます。
レタス系
サンチュ・半結球レタス
この時季が旬になります。
焼いた肉に巻いて食べてください。
人参
赤と黄
黄はサラダに向き、
赤は炒め・煮物に
向きます。
多くの方が、生食で
食べているようです。
(鳥の味噌炊き)
材料;鶏のブツ切り・牡蠣・白菜・葱・大根・ニラ・葉物・もやしなど、
調味料; にんにく3~4かけら(多めに入れます)・赤味噌・適度にとうがらし一本
昆布を敷き、沸騰する前に除く。鶏を入れ、丹念に灰汁を除き、にんにくを摩り下ろし
入れ、味噌を溶きます。ふつふつし始めたら、白菜は大きめに切り入れ、あとは順次
材料を投入。お好みでとうがらしを入れます。
他にはきのこ類など何でも入れられるが、じゃがいもだけは避けたほうが良い。
学生時代に貧乏な学生たちがよく集まってきていた。この味噌鍋を食べるために。
その際、誰かがジャガイモを放り込んだ。途端に味噌汁の味になってしまった。
鶏がらから、野菜から旨味が出てきますので、味付けは味噌だけでよい。
ニンニクとトウガラシの効いた味噌鍋は体の芯から温まります。
(その他野菜)
サラダセット(コスレタスと)・里芋・じゃがいも・ピーマン・万願寺とうがらし・春菊・
キャベツ・ブロッコリー・蕪セットなどが入ります。