今週の野菜

27.11.23(月曜日)曇り、最高温度19度、最低温度12度

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              葉っぱが美味しそうな人参(二番の畑)

農園では畑の事情の許す限り、人参は二番の畑と決めております。
草木堆肥歴16年目の畑はさすがという美味しさがでます。
今年はかなり多めの作付をしておりますので、これから冬にかけてかなり頻繁に
出荷できると思います。
葉っぱは、じゃがいもやサツマイモなどと掻き揚げにすると、人参の嫌いな子供さんでもきっとぱくぱくと食べてしまうと思います。

11.27頃、今年最初の寒波がここ九州にも降りてくるようです。
そうなると、ピーマン系野菜は一瞬に落ちてしまいます。
今年はまだまだ旺盛に成長し続けておりましたが、やはり、少しずつ寒くなってきているのでしょうね。成長は止まってしまいました。
うちの孫たちは)おそらく皆様方のご家庭でもみんなピーマンが好きになったことでしょう(?)
寒の到来により、冬野菜は一段と美味しくなります。内部に糖質・ビタミンが増えてきます。糖質等は生命体にとって生きていくに不可欠なエネルギーとなります。


「一通の手紙」

先日、唐突に手紙が送られてきました。
関東のお客様の子供さんからです。
そのお子さんとは一度も会っていないのですが、お母様からのメールで子供さんの成長が様々なエピソードを交えながら都度伝えられておりました。
今は高校生くらいにはなっているのかな、と思いますが、小学校低学年頃から、そのご家庭に野菜を送るようになっていたと記憶しております。
露地栽培のトマトを送ると、○○ちゃんの!と言って一週間分を確保してみな食べてしまうそうです。
農園スタッフもそんなことを知ってからは、夏以降、毎週欠かさずその子には、トマトを送り続けてきました。
11月になると、枝も枯れ、撤去したほうが効率が良いのですが、あの子が欲しがるからダメと言ってぎりぎりまで撤去を控えてきました。
時には、お父さんやお母さんが食べられないのはかわいそうと言って、特別に
トマトをサービスでいっぱい入れたこともありました。

手紙にはそのことをお母様から伝えられたのか、感謝の気持ちを伝える内容でした
こんなことがあるから、厳しく辛い自然農を続けられるのでしょうね。
農人冥利に尽きるお手紙でした。
○○さん本当にありがとうございました。スタッフ全員に回覧しましたよ。

(今週の野菜)

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人参

土の力がある二番の畑で採れたものは、逆三角形のずんぐり系の
人参ができます。

生食も美味しいです

当農園で育った根菜系
は二股・三股・いびつな形に育っていきます。


低窒素土壌(多くの自然農がそうですが)では、土中の成長を促す窒素分が少ないため、窒素を求めて根は縦横に張り巡らせます。このため。ひげ根も含めてどうしても形はいびつにならざるを得ないのです。
只、草木のおかげでミネラル分は豊富なため、味香りが際立ち、美味しくなる、つまりは、栄養価が高い野菜となるわけです。

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レタス系
サンチュです。
韓国のチシャです。
焼き肉などの肉料理に巻いて食べます。
これが育つと、我が家では、焼き肉ではなくて
肉を甘辛く炒めて挟んで食します。
丁度最後の金時生姜が入っておりますので、薄くスライスして
挟むのも美味しいです


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紅芯大根と中蕪のセット

先ずは焼き野菜で試してください。櫛形にカットして中火で焼くように炒める。
蕪系は少し火を通すと甘味が出て美味しいのです。半生でも良いくらいです。
紅芯大根の葉っぱは全て虫の食糧になってしまいました。

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露地パプリカ

これもおそらくは最後
になると思います。

露地ものはどうして
こんなに美しいので
しょうね。

サラダに混ぜ込んで
食べていると口の中に
甘味が広がります。



(その他野菜)

金時生姜・小松菜OR青梗菜・万願寺とうがらし・じゃがいも・わけぎ・ほうれん草
聖護院大根・ピーマン・南瓜・春菊

サラダセット;水菜・からし菜・ルッコラなどの他に、コスレタスが入っております。

来週は大根系・里芋など入ります。