29.1.16(月曜日)曇り時折雨、最高温度9度、最低温度1度
大豆煎り作業
大豆を煎っています。中火で約30分程度。これで3~4キロ分です。
この作業を9回繰り返し、二百数十名分の黄な粉ができます。
この後、粗びきを経て製粉していきます。
煎りながら香ばしい香りが鼻腔をつきます。自然農の大豆は香りが違います。
農園は毎朝氷点下になります。
その寒さの中で、野菜達は凍りついたり、蘇生したりを繰り返します。
野菜は体内に蓄えたでんぷんを生き残るためにエネルギーに変えていきます。
でんぷん→糖質への変換によりこの時季の野菜は美味しくなっていきます。
自然の、生命のメカニズム(摂理)は凄いですね。
(今週の野菜)
待望の白菜です。何とか巻いてくれました。遅れること2カ月でした。
外葉をかなり落としております。外葉を落とす際、茎がちぎれてしまいます。
何のことか?繊維質の多い野菜はちぎれません。茎が厚く柔らかいからです。
美味しさの証明です。口の中で噛むほどに溶けていきます。その実感を味わってみてください。
鍋・すき焼きを連想してしまいますが、私は違います。白菜サラダや酢の物を連想します。一部をお試しください。
九条葱
白菜の次は葱ですね。
そうなると、やっぱり
鍋・すき焼きでしょうか。
御家族でお楽しみください。一人鍋も美味しさを独占できますね。
只、少し寂しいか。
大根
ようやく完熟期を迎え、
美味しくなりました。
根元の部位1/3は辛味
中ほどは、煮物で一番バランスが良い美味しさです。
首の1/3の部位は繊維が多くサラダ向き
それぞれの部位の
特性を活かした
調理をしてください。
大根葉や蕪の葉は一昼夜以上塩漬けにし、細かく切って、熱々のご飯と合わせて
菜っ葉飯に。
ツァーサイ
(中国菜)
葉緑素が一杯。
やや苦みのある炒め野菜として、好評です。
煮魚との相性も良い。
おそらくは、市販されていないと思います。
レタス
歯触りがよく、歯切れが良い。
この時季のレタス系は
肉厚でジューシー
意外と炒め野菜として人気があります。
その食感ですね。
味香も高く、最も美味しい時季です。
蕪類
赤蕪とサラダ蕪
酢の物・サラダも良いですが、やはり一番は
焼き野菜(焼くように炒める)
サラダ蕪は煮物(スープ)には相性が悪い
のでご注意ください。
黄な粉
やや粗めに粉にしております。
黄な粉というよりは
大豆粉です。
味香をお餅と共に
楽しんでください。
残りましたら、湿気を
吸わないように保管してください。
お餅は今後、2月初旬・2月下旬・3月中旬に、入る予定ですので、黄な粉は残して
おかれても良いと思います。
黄な粉餅は、中火で餅をお鍋に投入し、溶けないようにみてください。
黄な粉は砂糖と塩ですが、塩が多すぎると、甘さがきつくなってしまいますので注意してください。
(その他野菜)
小松菜・青梗菜・味美菜のうち二種類・餅・筍芋・セロリ・味噌・聖護院大根・里芋
などが入ります。
来週はほうれん草・人参・八朔などが入ります。