30.9.17(月曜日)晴れ、時々曇り、最高温度28度、最低温度24度
無添加発酵味噌の第一陣発送
去年12月以降から仕込んでいた手作り味噌の初開封。恐る恐る開いてみたが黴の発生も無く、きれいな状態に、一同感動する。(最も黴と言っても有害な物では無いのだが、やはり無いと気持ちが良い)原料は、自然農米(平野さん栽培)&自然農の大豆(むかし野菜の邑栽培)そして、海の塩だけです。今年は、農園スタッフで全ての麹を米から作った。何しろ、6時間おきに温度管理をしないと、雑菌が繁殖して、きれいな麹はできない。スタッフ交代で世話をしてきただけに、感慨深いものがある。除草剤なしのため、苦労して 一昼夜水に浸けて、5時間かけて草木堆肥で育てた大豆 大豆を竈で蒸している
努力の甲斐があって、 米麹と蒸した大豆と天然塩を合わせてきれいに麹の花が咲きました(感動) 味噌団子にして桶に詰め込む
夏野菜のうち、あんなに鈴生りに生っていた茄子は一段落してきました。これからは秋茄子に移り変わっていきます。皆様には少量づつ発送することになります。(秋茄子と言う特別な茄子があるわけではありませんよ。古い枝を剪定をし、新しい元気の良い枝のみ残す作業が必要です)ピーマン系夏野菜は、9月一杯までは新たな実を付けますが、それ以降はこれも秋ピーマンに変っていきます。もう少しお付き合い下さい。替わりにと言ってはおかしいですが、初秋の味覚が出始めます。さつまいも・栗・里芋・筍芋・かぼす・牛蒡などです。葉野菜は現在、数センチに成長し始めており、10月中旬頃には出荷できそうです。露地栽培の場合、酷暑の中では、とても成長しませんが、ようやく温度も30度を切り始めております。(今秋の野菜)
南瓜 万願寺とうがらし栗南瓜系です。 実が黒く色づいております。それが特徴です。
露地パプリカ ピーマンピーマン系野菜は、苦みを感じず、子供さんもよく食べて頂いているとのご報告を皆様から頂いております。発酵味噌おそらくは、化学肥料・除草剤・農薬無使用の原料で作られた発酵味噌は、どこにも無いと思います。現時点では、熟成途上であり、白味噌と赤味噌の中間くらいです。米麹の粒を舌に感じ、少しばかり、麹臭さも残っております。その意味では、白味噌の甘みが感じられ、同時に、味噌の旨みが後口に残ります。およそ、430キロ製造しており、皆様には、年間3回以上は出荷できそうです。今年は、昨年と比べて大豆の生育が良く、下の写真のように旺盛に育っています。味噌・蒸し大豆・黄な粉などが、例年より多く、皆様の所に届けられたらと思っております。
麦ご飯セットこれも皆様からの支持が高いアイテムの一つです。裸麦と古代小麦(原生種の一粒小麦)もノン化学物質で育てました。草木堆肥で作った麦がこんなに美味しいものであったとは!と生産者すら驚いております。漬物これは茄子の粕漬け(二番粕)です。他に、大根の古漬け(塩のみ)があります。当農園では、各種の漬物を作っておりますが、みな、無添加発酵食品です。古き良き時代の伝統の技と食習慣を残して行きたいと願っております。(その他野菜)などが入ります。
来週は、初秋の代表的な味覚、さつまいもが入ります。虫食いの痕がありますが、土中消毒をしていない証であり、勲章です。