30.9.24(月曜日)終日雨、最高温度26度、最低温度23度
秋インゲン豆(2番の畑)
今年は久しぶりに秋らしい秋になりそう。
秋雨前線が波状的に九州地方にかかってくる。そのため、農作業に遅れは出るものの、逆に種蒔きには最適な気候となっている。
最近の気候は夏が終われば、秋を飛ばして、いきなり冬というものが多かったが、
今年は実りの秋がやってくると、農業者の動物的勘が言っている。
あまりにも暑い夏のため、種蒔きも遅れ気味ではあるが、秋野菜が育つ時間が与えてくれなかった今までの気候からみれば、今年は、たっぷりと秋が居座ってくれると信じている。
今年の秋はゆったりとした本来の農業に取り組めそうだ。
今の処、害虫の発生も少なく、順調に育っている。
暑い盛りの8月末頃に、一か八かで種を蒔いたのだが・・・
夏野菜ばかりが続いていたので、これでお客様達も喜んでもらえるとほっとしている。
今週も初秋の味覚が三種類メニューに入る。
(今週の野菜)
牛蒡
スーパーに並んでいる牛蒡とは明らかに違う
根は好き放題に分岐し、真っすぐな牛蒡は
少ない。
これは、窒素分の多い化学肥料や畜糞を使わず、低窒素の草木堆肥のみで育てたからです。
土中に窒素分が多ければ、窒素を求めて根を張り巡らすことなく、根は真っすぐに
伸びます。低窒素土壌では、成長肥料となる窒素分を求めて、根は土中で分岐しながら窒素分を探します。
ゆっくりと育った牛蒡は軟らかく、土中のミネラル分を求めて味香り豊かに育ちます。
さつまいも
(紅東)
ほっこりとして、てんぷら・素揚げ・大学芋などに合います。
小麦粉と合わせて、石垣餅などにしてみても美味しい。
好みですが、芋御飯
お味噌汁の具材にも
使えます。
秋茄子(黒陽) 伏見とうがらし
秋の特徴としてずんぐりむっくりと この時季になると、味そのものは美味しく
してきます。成長が遅くなるにつれ、 なりますが、やや硬くなります。
このように短く、太くなってきます。