28.10.3(月曜日)曇り一時雨、最高温度28度、最低温度23度
又も台風が近づいております。
秋雨前線の停滞に追い打ちをかけて湿った風がさらに大雨をもたらす。
水を好む茄子も流石にこの降り続く雨で、根腐れが起こり、次々と萎れるように落ちていっている。
9月に入ってから種を蒔いた野菜は全て溶けていっており、さらに、虫の大量発生が続いております。
ハウスでの育苗中のキャベツや白菜・ブロッコリーなどの苗は日照不足と湿気により
徒長したり、黴が生えたり、散々な状態です。
女性陣はそれでもめげずに秋野菜の種蒔きを繰り返しております。
この台風が通り過ぎてから秋野菜は全て仕切り直しということになります。
ハウス栽培とは異なり、露地栽培野菜は市場やマスメディアが把握しているよりはるかに深刻になりつつあるようです。
おそらくは、この蒸し暑さの後に、秋の空は足早に去り(秋が来ないかもしれない)
いきなり冬の到来ということになりそうです。つまりは、秋野菜が育つ時間が無いということになってしまうかもしれません。
(皆様へのお詫び)
このあまりにも高い湿度により、野菜が腐り始めており、明らかに日照不足です。
そのため、出荷の際には注視して確認してはおりますが、それでも野菜が着いた頃には、腐れる野菜が出ているようです。
これはわずかな虫食いの痕に、湿気が入り込み、中から腐れが進行するためです。
大きな不都合(瑕疵)がありましたら、遠慮なくご連絡ください。
それでも8~9月以前に圃場に植え込んだ野菜(里芋・筍芋・一本葱・黒大豆・さつまいも)などは秋の気配を感じて、何とか育っております。
(今週の野菜)
人参(6・7月蒔き)
・・と言いたいですが、
人参葉です。
長い乾季の影響で、
実(根)の部分が成長しておりません。
置いておくと美味しそうな葉っぱもダメになりそうで、出荷と致します
真に申し訳ありません
掻き揚げがお勧めです
青梗菜 小松菜
虫と湿気の被害を免れた貴重な青野菜です。後藤農園の初出荷野菜です。
露地ニラ
柔らかく筋もなく、口の中で溶けていきます。
癖のないやさしい味。
和風出汁でのお浸しがお勧めですが、
炒め物・麺類などと合わせると美味しいです
南瓜
白南瓜はカットして
チンすると、サラダに
なります。
味に深みがあり、
味香豊かです。
とある東京のおばあちゃんを、いたく感動させた美味しさです。
(その他野菜)
ゴーヤ・黒大豆の枝豆などが入ります。
来週はさつまいも・柿などが入ります。