今週の野菜

28.1.18(月曜日)曇り時折小雨、最高温度12度、最低温度5度

イメージ 1
                  農園は、今、冬の眠りの中

寒気団がシベリアから中国大陸から南下中。
今日は冬の嵐が吹き荒れる中、収獲を行った。収獲かごは飛ぶ、一輪車は転げ回る、トンネルは吹き飛ぶ。散々な一日でした。夕方からは一段と寒さが募り、皆、凍えながらの発送作業となった。
こうなると、畑は完全に冬ごもり、明日から、気温は氷点下に下がっていくようだ。

心配なのは、今まで暖冬で伸びきっていた野菜達がびっくりしてショック死しないか
織布を掛けたり、トンネルを追加したり、防寒作業を行うことになる。
これから極寒の二月まで、如何に野菜を繋いでいくか、頭の痛い時季になっていく
種蒔きはできないし、定植は避けねばならないし、畑の野菜は減っていく一方となる。
すでにレタス系野菜は成長が止まり、冬ごもり中。そこに寒が当たり、トンネルの上部に溜まった水滴が落下し、夜になると凍り付き、中心部が凍結し、茶色く変色し始めている。来週にはやや傷んだレタス系(まだまだ小さいが)を早めに出荷することにしている。

それでもようやく冬の寒が到来し、野菜の内部に蓄えられたデンプン質が糖化しはじめ、野菜は冬本来の美味しさになっていく。自然は常に試練と共に、恵みももたらす。お客様には、やや傷んだ野菜とそれ以上に美味しく栄養価の高い野菜が届けれられる。これが露地栽培=旬菜です。どうかご理解ください。

(今週の野菜)

イメージ 2
九条葱

冬の野菜です。
味香りは秀逸です。

成長は緩やかになり、小さいですが、糖度が乗ってきております。

余り多くはお届けできませんが、大事に
食べてください。



イメージ 3
白菜

約一か月前の姿です
ようやく巻き始めており
今回出荷を迎えました

収獲している最中、
茎がぱりぱりと小気味よい音は発します。
こうなると口の中に
繊維が残らず、歯切れの良い食感が得られます。


イメージ 4

完熟しており、旨味が乗っております。

おでん・鍋・味噌炊き
油揚げと一緒に煮込み
豚肉と一緒に甘辛く
煮込むなど。

今冬最後の出荷となると思います。



イメージ 5
ツァーサイ(中国菜)

冬の代表的な野菜。

少しの苦みと旨味が
同時に口の中に広がり
炒め野菜の代表格です。
かなりな美味しさです。

煮魚との相性も良い。




イメージ 6
丸々と太りあがった
人参。

割れが発生しておりますが、何の問題もありません。
美味しさの証です。

黄人参はできればサラダ的な食べ方のほうが
美味しいです。
((あまり火を通し過ぎないことです)


イメージ 7

正月用のお餅も
もうなくなったことと思います。

黴の発生はどうしても防ぎようがありませんので(無防黴処理)
真空パックにしました。
それでもお早めに食べてください。
若しくは冷凍保存。


イメージ 8
露店原木椎茸

どんこの肉厚な品種
寒さに耐えて芽を吹きました。小さいですが
ジューシーです。
月曜日だけになるかも
しれません。

表側をコンロにかけて
直火で(弱火)焼く。
ひだのところから、肉汁
が出始めたら食べ時。


イメージ 9
小松菜

これこそ、寒に耐えて
ここまで大きくなりました。(小さいですよ)

冬野菜の美味しさが
十分に出ております。

少量ですがご賞味あれ





(その他野菜)

紫大根・蕪セット・春菊・大根・じゃがいも・さつまいも・わけぎ・大根・セロリ・サラダセット・大豆など、

来週は、レタス系(赤と緑)・ブロッコリーなどが入る予定です。
寒がひどくならないことを祈っていてくださいね。