28.2.22(月曜日)曇り時折晴れ間、最高温度10度、最低温度1度
トンネルを剥ぎ、雨・太陽・寒に当てている4番の畑
この畑は冬は根菜、春は葉野菜・蕪など、夏はピーマン・パプリカ・茄子などの夏野菜に使い、空いている時が無い。
悩ましいのは、その入れ替わりのタイミング。夏野菜は例年4.15を過ぎて一斉に
夏野菜を定植する。遅霜の害が過ぎてからの作業となる。
あまり春野菜を引っ張ると、夏野菜の植え込みができない。そうなると夏野菜は他の畑に追いやられ、他の畑に本来植え込むべき、秋野菜が回らないことになる。
このように一年間のサイクルがあり、1~9番の畑(それぞれの役割)の回転を
うまくやらないと、出荷する野菜が無い、ということになる。
何しろ、年間100種類以上の野菜を育て、サラダ系・茎物系葉野菜・根菜・実物・
根物とバランスを取りながら、皆様の食卓へ飽かれないようにお届けしなければならない。
頭の中の勘ピューターは永年の経験に基づいて、季節の野菜の種蒔き・定植の時季や畑の割り振りが行われている。
若い農人達がそれをパスコンに入力し、管理しようと試みているらしい。
処が厄介なのは毎年気候が変わり、春が早かったり、遅かったり、秋が無かったり
あったり、冬が厳しかったり、穏やかだったり、一年と同じ気候が無い。
コンピューターやデータ管理が功を奏するか、甚だしく疑問がある。
それでもトライすることは良いことであり、頑張って一年でも早く農園を乗っ取ってほしいと願う。
今日はスタッフ全員で出荷作業の日。出荷箱詰め作業は彼らに任せて、午前に収穫を終えると息つく暇もなく、キャベツが蒸れて、腐れが発生しており、その整理作業、前日まで開けていたトンネルを閉める作業、2~6番の畑を目まぐるしく回る。一人農作業を行う。
立ったりかがんだり、座ったり、ヒンズースクワットの繰り返しに、作業を終えたのが午後6時頃、腰が笑っている。
これからしばらくは、根菜類が底を突き始めており、葉物野菜が中心となる。
最低温度が氷点下を下回ることが少なくなると、根菜は地温が上がり、成長を始める。今しばらくご辛抱のほど、お願いいたします。
できうるならば、葉物野菜を3種類、毎週お送りできればと考えております。
(今週の野菜)
小松菜
ようやく出荷できるまでに成長しました。
茎は柔らかく、筋を感じさせません。
長らくトンネルの中で育ったため、やや旨みは落ちますが、食べ易いと思います。
収獲作業をしながら、草取りを行っております。
ほうれん草
収獲しながら、茎がぽきぽきと折れます。
根元の部位は、ソテーなどにして食べてください。
サラダセット;左は赤ほうれん草。辛し系他、10種類の野菜がセットされています。
露店原木椎茸
肉厚で開いていない
状態のものはドンコと言い、最高の味です。
今年初めて全員に揃いました。余りの寒さで
菌が引っ込んでしまっていたようですが、
ここにきてようやく少しづつ揃い始めました。
赤蕪と中蕪のセット
常備菜として酢もの
にしてください。薄く
スライスして一晩漬け込んでください。
焼く・炒めるなどでも
美味しいです。
塩胡椒とオリーブ油
のみ使用。
里芋
下さい。
に埋めておきましたので旨味は凝縮しており
ほくほくと美味しいです
大根
次の大根が未だ育っておりませんので、
三週間ほど空きます。
越冬大根ですので
味は深く柔らかい。
摩り下ろして食べてみてください。
ご飯が美味しいですよ