29.9.25(月曜日)晴れ、最高温度27度、最低温度19度
新たな商品開発(加工品)
ようやく秋が訪れてきました。
新社屋建設からテレビ放映と続き、新たなるお客様(仲間達)が二百数十名加わりました。保冷庫・製粉所の稼働し始め、以前から考えてきた加工品の製造=商品開発が始まっております。
これらの加工品は皆様、如何でしたか?
今年始めて大麦と弥富小麦(日本古来の一粒餅麦=希少品種)の収穫ができました。何しろ初めての経験でしたから、いったいどんな麦ができて、どんな味がするんだろう?と少しわくわくしておりました。
乾燥から精麦まで不慣れなことで戸惑ったこともありましたが、何とか70%程度の
精麦もでき、一粒小麦とのブレンドで、麦御飯セットを作ってみました。
大麦はむかし食べていましたので、麦臭い記憶がありましたが、白御飯と一緒に炊いてみますと、今まで食べたことのない味覚と香りがしました。
いつも食べている御飯が全くの別物に生まれ変わりました。農園主すら感動ものの出来栄えでした。大麦のストレート素朴な味に、希少品種の一粒小麦の香りが加わりました。
次に、麦茶に挑戦。
大鍋で焙煎するのですが、汗だくになりながら、後藤君が炒ってくれました。
火加減の調整が難しく、焦がしてしまったり、浅かったりでしたが、今お出ししている麦茶は絶妙な煎り具合で、これが麦茶だ!といった商品に仕上がりました。
残念なことは、生産量は自然農ですからそんなに量産できず、麦茶より、麦御飯セットにして皆様へお届けすることしかできそうもありません。
反響は大きかったのですが、来年以降に期待してください。
バジルが終わりに差し掛かってきましたので、バジル風味のドレッシングではない、
バジルソースを作りました。
これだと、食べ方は様々で肉・魚・野菜料理の全てに使えます。
原料はバジルの他は、玉葱・にんにくに各種オイル(サラダ・菜種・オリーブなど)に塩胡椒と米酢を加えました。酢は控えめにしておりますので、万能なソースができました。
紫蘇ペーストも、とは考えたのですが、残念ながら紫蘇が終わりそうですので、来年
にと考えております。
(今週の野菜)
人参
なんといびつな形と
お思いでしょうが、
適期栽培ではないためです。(6月蒔き)
(通常は8~9月蒔き)
それでも人参です。
葉っぱはこの時期に
貴重な葉野菜です。
軸は(包丁で)外し、
葉っぱの部位を使って掻き揚げにどうぞ!
玉葱・じゃがいもなどと
一緒に。
皆様の人参が食べたい!とのご要望に、多少の無理をして栽培しました。
露地ニラ
やや細いですが、
甘味が乗っております。
是非お浸しで召し上がってください。
(薄い和風出汁で食べると美味しい)
面倒な場合は素麺つゆを薄めてもOK.
栗(銀寄せ)
余りに美味しく、
お金を儲けたということで、お金を寄せるという
意味だそうです。
今年は不作の年で
台風がそれに追い打ちを掛けました。
少量ですが、栗ご飯など如何でしょうか?
にんにく
端境期に入っており、台風がそこに襲来。
農園としては最悪な
時季です。
秋野菜が育つまでの
繋ぎです。
とっておきのニンニクを
お届けします。
水分が飛び、旨味が
凝縮しております。
高菜の古漬け
樽を開けたばっかしの高菜。
甘酸っぱい香りが辺りに漂う。
旨味が詰まっております。塩のみで去年10月に漬けたものです
お好みでさっと洗う。
塩分が多いとお思いの方はさらに洗う。
但し、あまり洗いすぎると旨味まで逃げてしまいます。
細かく切って、油炒め(煎るように)をして常備菜にしておくと便利です。
御飯がなんばいでも食べれます。
※、塩分を嫌って甘めの漬物を好まれている方は、要注意ですよ。
人口の甘味料・防腐剤・酸化防止剤などの薬品漬けとなっているかもしれません
当農園の漬物は薄塩にしておりますが、あまり薄いと雑菌が入り込んだり腐敗醗酵
したり、逆に危ないのです。
古来から乳酸発酵食品は腸内細菌を活性化したり、日本の健康食品なのですが、最近これを毛嫌いされている方もおられ、寂しくなってきますね。
(その他野菜)
オクラ・四角豆などが入ります。
来週はバジルソースが入ります、今年最後です。