今週の野菜

2019.6.24(月曜日)晴れ、最高温度27度、最低温度19度

イメージ 1
 
APU国際大学の学生が8人が、農園研修&農園セミナーを求めて訪れてきた。
タイの農村にに毎年二回ほど、ボランティアに出向いているとのこと。
何をするのかと聞くと、農業指導だ!と答える。
農業もしたことの無い若者が、それでは、日本の恥になるぞ、と言うことで、タイには
沢山あるであろう草・葉っぱなどで草木堆肥を作り、それによる土作りを教えることになった。兎に角付け焼き刃であり、実践も教えねばならない。

朝から、大豆作りのための圃場に草木堆肥を振り、草木堆肥作りの実践をしてみることになったのがこの風景。
お昼を挟んで、午後から農業セミナーをするも、お腹が一杯になり、彼らには、慣れない農作業を行ったことにより、上まぶたと下まぶたがドッキング状態となる。
それでも何とか一日を終えて、「頑張っておいで」と言って送り出した。

若いって良いのでしょうね。自分の能力の限界を知らないのも若者の特権なのだろう。

イメージ 2

佐藤自然農園の卒業生したばかりの小原君の穀類の圃場。草木堆肥を振っている風景。
これに併せて、草木灰・蛎殻・苦土石灰ブレンドを撒く。しっかりとミネラル分の補強を行う。去年、開墾し、小麦を蒔き、刈り取り後、今度は大豆を蒔く。
何しろ、処女地であり、土は全く育っていないため、先ずは、穀類から始める。

イメージ 4
土が出来ていないため、このように耕してもごろごろ状態となってしまう。
二回連続で耕しても
結果は同じ。

この圃場も5年後は
団粒化が進み、野菜栽培に適した土壌に変ってくる。
それを目指して頑張れ小原君。

その間は、しっかりと佐藤自然農園やむかし野菜の邑のメンバーが支える。

イメージ 3

こちらは、草木堆肥施肥歴5年の圃場。
流石に、一回耕しただけで御覧の通り。すぐに大豆を蒔き、土掛けを行う。

イメージ 5

初期設定がうまくいったのだろう。早くもトマトが鈴なり状態となっている。
これから、10月まで、剪定誘引作業をし続けねばならない。怠るとすぐにブッシュに変わり、トマトは受粉せず、害虫の住処と化す。
イメージ 6

こちらは、パプリカ。苗はまだ小さいのに、大ぶりの実が成っている。
今年は、雨が少なく、土壌はぼこぼこに乾燥している。そのため、例年に無く、成長が遅い。梅雨が待たれる。
日本の四季は本当によくできており、梅雨は嫌がられるがこれが無いと、特に夏野菜は育たない。


(今週の野菜)

イメージ 7

ピーマン; 苗が小さく収量は今一です。しかしながら、やがて、皆様には、美味しい
       ピーマン地獄がやってきます。

イメージ 8

露地ニラ; おそらくは、夏までに二回ほどしかお届けできませんでしょう。
       今年は酷暑になるそうで、そうなると、流石に葉は枯れてしまいます。
       和風出汁でお浸しを試してみてください。柔らかく美味しい。
       勿論炒めものは定番ですね。

イメージ 9

人参(三色); サラダ的に食べたい方は、一度チンして繊維を壊してから食べてくだ
          さい。食べやすいですよ。葉っぱは掻き揚げ(じゃがいも・玉葱と)

イメージ 10

味美菜・小松菜・青梗菜; 葉野菜も、後、一か月が限界でしょう。暑さでやられてし
                 まいます。

イメージ 11

胡瓜; 白っぽいのは半白胡瓜です。歯切れの良い瑞々しい食感を楽しんで!

イメージ 12

蔓紫; 青ですが、夏はぬるぬるの野菜が良いのです。夏ほうれん草とも呼びます。

イメージ 13

フルーツトマト; 先ず最初はこれからです。7月に入ると、大玉の酸味のあるトマト
           が出ます。


(その他野菜)

薬味セット; 大葉・小葱・青とうがらしのセットです。青とうは3~4人で一本もあれば
        十分な辛さです。味香りは最高の品種です。

小麦粉; 精麦した中力粉麦と古代小麦(全粒粉)です。おやつも楽しんでください。

じゃがいも・玉葱・赤玉葱・にんにく・サラダセット・ズッキーニ・麦御飯セットなどが入ります。

イメージ 14

近いうちに牛蒡の出荷を予定しております。柔らかく、味香り豊かですよ。