31.3.11(月曜日)曇り、最高温度16度、最低温度8度
エンドウ系に豆の手(支柱)を
当農園では、ネットではなく、竹(葉枝付き)の手をする。
ネットでは、蔓が巻き付き撤去の際、かなり面倒なことになります。
と、初夏まで続いていきます。春は豆のシーズンですね。
前回、莟立ちの季節到来とご報告いたしましたが、この現象は寒に当たった野菜(特にはアブラナ科が多い)達は、日照時間が長くなり、春を感じ始めると、花芽を
一斉に出し始めます。
出始めは何とか食べれるのですが、次第に表面に網目のような筋を持ち始め、
硬質化していきます。
今年は、暖冬のせいか、春の訪れが例年になく早く、しかも、時間差で植えていた
野菜達は、そんなことはお構いなく、一斉に莟立ちしてしまい、3月中旬までに
この様子では、終わってしまいそうです。
そのため、急遽、常時より1.5倍の野菜を価格は据え置きしてお送りしております。
もったいないこと夥しく、どうか食べてやってください。
農園では、そのため、4月に入ると途端に野菜不足に陥ってしまいます。
現在それを回避すべく種蒔きなどを行ってはおりますが、今度は春の寒の戻りが
置き始めており、本当にままなりません。これも自然に順なりで、仕方ありません。
(今週の野菜)
紫大根; 昨日、そばを湯がき、紫大根を摩り下ろし、麺つゆに入れ、孫たちと食べ
ました。美味しい、美味しいと言ってよく食べてくれました。
大根; 農園では新たな品種です。まるっこいですね。葉っぱが美味しそうです。
サラダ蕪(草木堆肥歴12年の3番の畑);味は頗る良い。但、この畝もこの一週間で
限界です。莟立ちします。
ほうれん草; 新たな畝に移りました。ややひ弱く育っております。柔らかいのですが
味香りはやや落ちます。
ブロッコリー; 二番果です。茎がやや硬めになっております。
それでも旨味は十分です。
人参; 今週の人参はややひねております。それでも糖度は抜群です。
この季節は人参の適期ではありません。無理やり作ったものですから、どうしても
真っすぐには育ちません。厳冬期に時間を掛けて育ったため、土中の窒素分を
探し探し育ったため、髭根・分岐を繰り返しております。
紅芯大根; 莟立ち寸前です。煮込みスープ・焼き野菜・炒め物にどうぞ。
芽キャベツ; 玉が大きいようです。
白菜; 巻きかかったまま、止まってしまいました。それでも煮込みや鍋・すき焼きに
美味しいです。
(その他野菜)
サラダセット・じゃがいも・春菊・レタス系・小松菜・コールラビ・漬物が入ります。
今週は塩蔵わかめが入ります。
※塩蔵わかめ
一旦湯通ししているため、塩抜きの際は短く水に浸け、みそ汁に入れる場合は、
煮込むのではなく、汁をかけるようにしてください。溶けてしまいますので。