27.11.16(月曜日)晴れのち曇り、最高温度18度、最低温度12度
竹田岡城址にて
一昨日、孫達が演ずる子供太鼓を参観した後、毎年晩秋の時季、訪れている岡城
に急遽赴く。残念ながら今年は暖冬のせいか、一斉に黄・赤へ染まる紅葉が見られず、やや趣を欠いていたが、それでも流石と思わせる風情はあった。
畑は、秋野菜が本番となり、このところの暖冬のため、一斉に収穫期を迎え、
何を送ろうか、どれを後回しにするかなどと頭を悩ます。
かと言って、食べ時を逸し、ダメになっていく野菜を見るのは辛く、お客様に食べてもらうしかない。これが農園です。冷蔵庫の中は野菜だらけでしょうが、それも本の一瞬ですので、どうか頑張って食べてやってください。
やがて来る凍る季節には今度は違った意味で何を送ろうかと頭を悩ますことになります。
今週の野菜のテーマは和食です。ちなみに来週はサラダ系・スープ系の洋食です
毎週、野菜の、と言うより、食卓の料理のテーマを変えているのにお気づきでしょうか?それなりに工夫はしております。感じて頂ければ幸いです・・・
(今週の野菜)
さつまいも
近藤さんの産です。
赤土粘土質土壌。
勿論無肥料・無農薬。
味は土質によってみな
異なります。
甘さは控えめですので、
フライがお勧めです。
サラダセット
虫害も収まり、
野菜がきれいです。
7通りの野菜をセット
ざく切りにして
冷蔵庫に保管。
適宜、少量ずつ
召し上がってください。
煮込み専用大根
さっぱり向きには、
揚げ・昆布・などと和風出汁で煮込む。
おでんにするなど。
こってり向きには、
豚肉やベーコンなどと
甘辛く煮込む。
勿論味噌との相性もよく、ほろ苦い味が特徴
ですね。
ほうれん草
葉っぱが夜登虫の被害を受けております。
今までに経験したことない害虫被害です。
最近の温暖化のせいか、ほうれん草はシュウ酸という毒素があり、
虫は食べなかったのですが、この通りです。
流石に葉っぱの先で
毒素にやられ死んでおります。凄まじいですね
ほうれん草にあるシュウ酸という毒素は皆様ご存知ですよね。
一度に1キロ以上食べなければ大丈夫です。
根茎の部位が私は一番美味しいです。お浸し・バターソテーなどに。
摘み取り春菊
収獲は大変です。
常に柔らかい葉先の
部位を出荷している。
今まで食べなかった方も、大好きになります。
味香りは強いのに
何故?
それは春菊特有の灰汁やえぐみの代わりに
旨味が出ているからです。草木堆肥の威力ですね。
お浸しで胡麻和え・サラダ・鍋もの・すき焼きなどにお使いください。
落ち野菜、ピーマン
おそらくは、来週一杯
まででしょう。
早霜や寒が来たら
一斉に落ちます。
この落ち野菜は
最高の味を出します。
これは万願寺とうがらしも同じです。
夏の名残を惜しんで
食べてくださいね。
落ち野菜
トマト。
長らくお世話になりました。全員にはお配りできませんが来週
もう一度機会があると
思います。
(その他野菜)
ズッキーニなど。
岡城、大手門付近です。難攻不落の名城です。人間の手がここまでの石垣を
築くことができたのでしょうか?荒城の月の作曲家は何を思ってここを歩いたのでしょうか。滝廉太郎ですね。覚えておられますか?
ちなみに今皆様がお聞きになられている旋律は編曲されたものです。