27.10.5(月曜日)晴れ、 最高温度25度、最低温度18度
種を蒔いてから三週間、青梗菜などの葉野菜の畝(4番の畑)
一度、虫により全滅し、二度目の種蒔き。
初期的予防は1回していたのだが、一週間で本葉が無くなるほどの猛威を振るうこの時季の虫害。手の施しようがない。虫さんも越冬準備に余念がないので致し方のないことですね。
今日お送りする小松菜もかろうじて葉っぱが残っている。
蕪類の畝
葉っぱが見事にすだれ状に
虫に食われている。
残念ながら葉っぱは切り落とすしかない。
8月~11月の初旬ころまで
この虫害は続く。
慣行栽培の農家では一週間に
二回ほど農薬を撒くことになる
のを非難することはできない
※慣行栽培では野菜を出荷するまでに20回以上農薬を撒く。低農薬栽培とは15回
以下の場合を言う。
虫害がようやく落ち着く11月下旬ころになると、今度は野菜が寒さで成長しない。
安全な野菜作りにはリスクと我慢と忍耐と労力と、そして農人の強い思いが必要。
無農薬野菜と簡単に言われる多くの消費者にこの現実を見てほしい。
一面が緑の絨毯に
覆われている2番の畑
左から白菜・大根
ほうれん草・セロリ
それ以外はみな雑草。
今日収穫発送を終えて
全員で除草作業。
大根・白菜・キャベツ
などは密集栽培と
している。
そのため、枯れた葉っぱは草と一緒に除去してやらないと、そこから腐っていく。
(今週の野菜)
サラダ蕪と赤蕪
サラダ専用の蕪、
煮込みには使わないでください。
生食か、焼くように炒める。味付けは軽く塩胡椒でよい。
生食と併用にしてサラダ的に食べてもよいのでは・・
表面が茶褐色になっている部分は線虫が這った痕です。
これを防ぐにはやはり土中消毒が必要。もちろん当農園はそんなことはしていない。
小松菜・味美菜
これはこの時季としてはほとんど奇跡的に
生き残った貴重な
葉野菜の一つ。
すだれ状になる一歩手前で出荷に漕ぎつけた
親孝行もの。
農園スタッフが食べる量が確保できないので
味は分かりませんが、
美味しそうです。
鳴門金時
佐藤雄二農園の産。
赤土で育ったため、ほくほくとしております。
いびつな形。これが本来の自然形です。
草と葉っぱだけを施肥
牛糞も加えておりません。
金時生姜
今季二回目の出荷。
幻の生姜ですね。
最初から見ると大きく
育っております。
食べごろです。
生食が基本。
魚料理・豆腐料理・
しつこい肉料理にも
合わせてみてください。
葉っぱは押し寿司や
肉料理のグリルに使うと肉の臭みが取れます
黒い文様は熟れた証
飽かれているとは思いますが、また、調理方法にも工夫され、ますます磨きが進んだのではないでしょうか!・・
これからが一番おいしい時季になります。
サラダにも使っておりますよ。
富有柿
今年二回目になります
やや大きくなったようですね。
親交のある二宮県会議員さんの奥様が、いやだいやだと言いながら千切っております。
カメムシ被害のものもあります。
その他には、
ピーマン・空芯菜・茄子類・トマト類・栗・かぼす・人参・サラダセット・一本葱など。
来週は大根が入ります。
黒・白大豆の枝豆が太ってきました。お楽しみに!