今週の野菜

27.9.28(月曜日)薄曇り、最高温度26度、最低温度22度

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    彼岸花マンジュシャゲ)が当たり一面に咲き誇る(二番の畑の周辺)

年々彼岸花が増えていっているような気がします。
これも気候変動の影響なのでしょうか。
この時季になると、畑は毎年端境期に入っており、農園者は頭を悩ませる辛い季節です。
今週はそんな中、季節を無視して種を蒔いていた人参を出荷します。
季節に合わない分、いびつな形をしております。それでも流石に二番の畑です。
味香りはかなり良い。
それと、初秋の味覚である富有柿や栗などが入ります。
柿は以前から出荷を促していた県会議員さんが持ち込んできたもの。或る意味仲間ですが・・・
貝殻虫の予防に一度だけ実が付いた際に消毒をしておりますが、それ以降は薬を使っておりませんのでご安心ください。但し、カメムシが吸った痕があるかもしれませんので、ご容赦ください。程ほどの甘さです。

先日、熊本の野菜専門の運送会社から電話が入る。
明石の漬物工場に野菜を送っているとのこと。大根が手に入らないので困っているとのこと。何とかならないかの相談でした。
当然に当農園ではお客様に出すだけでも精一杯ですからお断りをしました。
そのやり取りの中で、むかしのように作り手がおらず、いたとしても、農協さんに抑えられており、中々に確保が難しい時代になったとのこと。
農協に属していないとすれば、こんどは農業者が育っていないため、自主流通の野菜は手に入らない。
そんな現実を皆様はご存知でしょうか?

つまりは農協さんなどを通している規格野菜ではない美味しい野菜は市場から次第に消えていっているのが現実ですね。

(皆様へのお願い)
各御家庭で、野菜の消費量は大きく異なります。
経済的事情・お一人暮らし・大家族・野菜中心の食事・何らかのご病気を抱えておられる方など様々です。
全ての方々に満足して頂くことは難しいのですが、量の調整は可能ですので、
どうか、遠慮なく御申し出ください。
末永くこのむかし野菜を食べ続けて頂くことが当グループの願いですから・・

(今週の野菜)

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富有柿

自然になったものですから
小粒です。
昨今は市場が見てくれを優先するため、ホルモン剤を投与した大きなサイズのものが多いのです。
その意味ではこの柿は貴重品かもしれません。
やや柔らかいので早めに
食して下さい。

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サラダセット

水菜・ルッコラ・サラダ小松菜
辛し系などです。

この時季は虫さんが先に食べるか、人様が食べるか、
競い合っての出荷です。
着きましたら一度水に晒して
から保存してください。
貴重なサラダ野菜、第一陣です。

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一本葱

日照不足と酷暑のため、成長が極めて遅い。

これからは頻繁に出荷いたします。次第に生育が追いつき、大きく育っていき、寒さが来るとさらに味が乗ってきます。
葉先まで食べられます。


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里芋

田んぼではなく畑で育った
ため、味は濃いです。
煮込み料理が主ですが、
潰して団子にして揚げて
食することもできます。

前回送りました筍芋とは
異なります(隔週の方には
筍芋も入ります。前回の農園ブログをご参考に)

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人参(赤と黄)

黄はサラダが適しております

葉っぱはいつものとおり掻き揚げやお浸しにでも。

包丁で軸だけ外して
柔らかい葉のみ使います。





その他には、
万願寺とうがらし・ピーマン・茄子・パプリカ・栗・トマト・ゴーヤ・小葱・南瓜などが入ります。

来週は小松菜・味美菜(少量ですが)さつまいもが入ります。