27.10.12(月曜日)晴れ、最高温度23度、最低温度12度
じゃがいもの土寄せ作業
例年、ご家庭の定番野菜となる玉葱とじゃがいもが不足する。
今年の秋は種芋180キロを植え込んでいる。(例年の1.2倍程度)
皆様のおかげで、口コミが広がり、お客様が増えてきており、嬉しいことです。
但、出ていく量もすごく、畑不足に頭を悩ます。土作りに最低3年、金土になるまでに
5年を要するため、一昨日、地域の方の紹介でようやく研修生の後藤君の圃場を
1.6反確保する。そうなると、堆肥が必要となり、現在一週間に一回は草木堆肥作りを行っている。
堆肥を作る前に、剪定枝の破砕と小枝と葉っぱ(すでに腐葉土化している)の分別
作業が必要となり、蟻に食われながらひたすらより分ける。
右は積み上げた破砕屑と葉っぱの山。(この中に計測不能なほどの微生物と放線菌が棲んでいる。と同時にバランスの良いミネラル分の宝庫となる)
分別した小枝は焼いて草木灰にし、畑の貴重な栄養源となる。(焼き畑農業と同じ)
この季節、畑は、虫の住処になっており、せっかく育った葉物類はすだれ状になり、一週間で完全に無くなる。年々ひどくなり、尋常な状態ではない。
人間が先に食べないとというわけで、急いで出荷している。
覚悟して食してください。
(今週の野菜)
黒大豆の枝豆
白大豆と比して
収穫量は半分以下の
ため、やや割高とはなりますが、美味しいのです。
特に第一陣のものは台風により倒され、身付きが極めて悪い。
枝から離すのが大変でした。
枝豆は夏場のものとは異なり、味・旨味は本来の美味しさを持っております。
わけぎ
今までは、葉が育っても、冬を越し、一度
枯れ落ちて、春の新芽が芽吹いてからの出荷としていたが、今年は
あまりにも立派に
育ったため、刈り取りにての出荷としました。
葱の代用にも使えます
味噌との相性がよく、湯がいてから酢味噌合えや、小麦粉とちじみにします。
秋大根
8月末、無理を押して
種を蒔きました。
例年より20日ほど早く
第一陣の大根が
出荷できました。
表面の線虫痕も少なく
美味しいと思います。
(二番の畑の産ですから、最高級品です)
農園ではまだ食べて
おりません。
葉っぱはこの時季貴重品です。塩で一夜漬けし、菜っ葉飯にしても美味しい。
中蕪と赤蕪、若しくは
紅芯大根のセット。
蕪類は線虫痕がありますので、硬い場合は
表面を削いでから
食べてください。
拍子切りにして
炒めるように焼く。
もちろん塩胡椒だけ。
サラダにも使えます
葉っぱは虫さんの食糧になりました。
その他には、
茄子類・かぼす・里芋・金時生姜・さつまいも・フルーツトマトなどが入ります。
来週は、一本葱・じゃがいもが入ります。