今週の野菜

30.2.26(月曜日)晴、最高温度14度、最低温度1度

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 まだまだ朝晩は氷点下に近い温度ではあるが、日中の最高温度が14度位になってきた。水曜日からは最低温度が3~5度になる予報。
気温が安定してくると、野菜が成長し始める。ようやく春が来た。
昨年の8月頃からの異常気象が落ち着き始めている。未だ体験したことのなかった大凶作の年が去ろうとしている。

 そのため、野菜はみな一様に小さく、傷つき、寒にやられ、凍傷にかかったところから腐っていく。キャベツをはじめ、カンラン系野菜や大根・白菜・蕪などが痛手を受けてきた。
休園も度々考えたが、このやさしい野菜を待っている仲間たちに、とりわけ、美味しいと言って食べてくれている子供さんたちの期待は裏切れない。

 お客様からは、なぜこんなに小さいの?なぜ白菜が巻いていないの?一部に腐りが入っているの?などなど、の質問が寄せられている。スーパーの野菜や有機JAS野菜を見慣れた消費者にとっては、至極当たり前の感覚とは思います。

 大きく、立派できれいな野菜つくりは私たちにとっては簡単です。それだけの技術や経験は積んできている。
わざわざ、草木堆肥だけを使って低窒素土壌にせずに、畜糞肥料を併用し、害虫が発生しないように農薬を一週間に一回撒けば良い。
手間やリスクの多い露地栽培もせずに、ハウス栽培で野菜を作れば簡単である。

それをしないのは、栄養価に溢れ、味香・旨味に富んだ美味しい野菜を農園の皆は食べたく、そんな野菜を求めておられる仲間たちと共有していきたいと願っているからです。
問い合わせの電話やメールがかかってくる度に、お客様(仲間達)からの「美味しいですね」の一言が、農園スタッフたちの支えになっております。

(今週の野菜)

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サラダ蕪; 生食専用              サラダセット;
フライパンなどに薄くオリーブ油を敷き、   水菜をベースにして、色とりどりの
焼くように炒め、薄味でどうぞ。         香味野菜をセットしております。
サラダ感覚・パスタ感覚で食べる。       様々な味のハーモニーを楽しむ。
煮込みは避けて下さい。
中蕪はどちらの調理も可能です。

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芽キャベツ;                   大根;越冬大根。
さっと湯がくか、チンしておく。        今年の冬はさむかったので、太りきって
サラダ感覚・パスタ感覚で使うか、     おりません。
炒め料理や煮込み料理に使う。       やや暖かくなったので、少しは育つと
但し、煮込む場合は、できあがり段階で  思いますが、やはり大根が美味しい時季
スープに投入するのが美味しくたべる   なので、出荷としました。葉っぱも食べて
コツです。                    下さいね。

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この時季恒例の巻かない白菜です。    育ちが悪かった人参です。
いずれも寒すぎて巻かなかったり、大きく成長できなかった野菜達です。
これも窒素過多気味にすれば容易に巻いたり、大きく育ったでしょうね。
巻かない葉緑素一杯(葉酸)の白菜は煮込むと蕩けて美味しいですね。負け惜しみではなく、葉緑素一杯の巻かない白菜は存在感はあります。農園主は好きです。
只、農園スタッフの口には中々入りません・・・

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紫大根

約2割ほど、白い大根も混じります。味は一緒です。
この大根は、摩り下ろしてめんつゆなどに入れて、そばやうどんと一緒に食べるのが一番美味しい。

勿論、焼き野菜や炒め物にも美味しいです。


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竈蒸し大豆。

お餅を出す際に、
黄な粉とも考えましたが、スタッフ一同の
蒸し大豆が美味しい
の声で、今回は蒸し
大豆にしました。

お好みで、少量の砂糖
や醤油をかけて食べるのも、他の料理とトッピング的に使うのも、ご自由に食べて下さい

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ブリカマ(高橋水産)

季節限定のスポット
人気商品です。

養殖ですが、スタッフ一同で試食し、
旨いとの声で、
出荷に踏み切りました。

天然ならばこの価格では無理です。


(その他野菜)

小松菜・椎茸・ほうれん草・九条ネギ・餅などが入ります。

海藻として、新物のわかめ(塩蔵)が入ります。(竹永海商)