25.10.14(月曜日)晴れ、最高温度23度、最低温度15度
保育園に通う孫達の今年最後の
運動会。
きりっとした姿勢とまなざし。
ジージの欲目か。
こちらはわが道を行く。断然のダンケツ。
ここまでついていっているのだから・・良しとするか!
ようやく秋らしい気候になってきた。これで虫の脅威がやや衰え、野菜が溶けること
もなくなるか。後は、いつ冬の寒さが訪れるかにかかる。
今日お届けする小松菜。すだれ状態となっている。葉が残っているだけましか!
この時季の虫害の程度は皆様の想像を絶する。簡単に無農薬野菜と言われても
これが現実です。数回蒔きなおしてようやくできた小松菜がこれです。
生産者だけではなく、消費者もこの自然の営みを享受してもらうことになります。
これから秋が深まるにつれ、虫害は減ってはきますが、野菜の成長は遅くなって
いきます。急成長するハウス栽培とは異なる露地栽培の理です。
これからは、冬の寒さと秋の涼しさとのおっかけっこになっていきます。
最近、有機農家から聞いた話(問い合わせされた消費者のお話)ですが、
「有機野菜を育てていると土が強くなって虫が寄り付かないのです。虫にも負けな
い強い野菜に育ちます」とのことでした。
勿論、嘘です。自然の営みは慣行栽培や有機野菜や自然栽培野菜でも山野と
同じ条件で虫が発生します。虫は土地を選んではくれません。但し、農薬を相当に
多くやっている畑は虫が生息できないのですが・・・賢い消費者になってください。
但し、そのような苦しい嘘を言わねばならない有機農家をどうか責めないでやって
ください。マーケットがあるいは国の有機JASの規程がいとも簡単に無農薬野菜
を作り上げているからです。彼らも生活がかかっております・・・
特に最近の日本に四季が無くなり、亜熱帯地域の天候、雨季と乾季に近づいて
おり、虫にとって格好の生息地になってきております。
(今週の野菜)
中秋の小松菜
例年と比較して半月遅く
(虫害よ蒸れにより)
虫が食い尽くす前に
人間が頂く。
茎は柔らかく美味しそう。
ぽきぽきと折れます。
虫喰いの跡は何の問題も
ありませんので、念の
ために・・
尚、次の小松菜は全滅
しました。
遅れて最盛期になりました
これからは成長が極めて
遅くなります。
「終わり旬」の一番美味し
い時季になってきました。
コンロで直火で焼いて
ポン酢やかぼす醤油
で頂く。
我が家は時折訪れる
焼肉屋さんへこそっと
持ち込みます。焼肉屋
さん、御免なさい。
にんにく; 吊って保管していた最後のにんにくです。
茄子; 終わり旬になった秋茄子。本当に美味しいでですね。
ピーマン・空芯菜・一本葱など、
パプリカ
露地栽培のものは
かなりな貴重品です。
このように色付き
出荷できるものは
この時季は約60%程度。
他は溶けて落ちてしまうか
虫に食われて穴が開き、
芯がやられるかです。
甘く、光沢があり、
柔らかい食感が美味しい
里芋
二宮農園のもの。
今年最初の出荷。
ほとんどの里芋が水田
で作られます。
(水を好む作物)
畑で作られたものは
芋の肉が固く、味も
しっかりとしています。
(その他野菜)
人参・伏見とうがらし・赤玉葱・金時生姜などが入ります。
来週は、いよいよ黒大豆の枝豆の初出荷です。他には露地にら・さつまいもなどが
入ります。