27.7.27(月曜日)晴れ、最高温度32度、最低温度26度
露地栽培の青紫蘇、隣は節成り胡瓜の棚(四番の畑)
すっかり真夏ですね。紫蘇の奥に少し覗いている山は、お猿さんの高崎山。
畑は夏野菜のグリーンベルトに覆われ始めております。
真夏の暑い日差しの中で、出荷作業の合間に、除草・草木堆肥の追肥・中耕(土寄せ)・支柱立て・誘引作業に日日々追われております。
体の芯から熱気が押し寄せ、汗は一瞬に蒸発してしまいます。
30~40分作業をしたら、10分間の水分補給、また、作業に戻るの繰り返し。
自然循環農業は、夏を如何に乗り切るかが勝負です。この繰り返しを克服して
ようやく本物の農人になっていきます。
研修生達、頑張れ!というより、農園主のほうも辛いのです。すでに14回目の夏
を農園で迎えている。
草木堆肥しか使わない農法では、夏野菜の実物は低窒素栽培ですから、秋まで
実を成らし続けるためには、この中耕(土寄せ)・追肥作業は梅雨が終ると同時に
行わねば、木が疲れてしまい、すぐに力尽き落ちてしまいます。
そのため、かっと差す太陽が出てからの重労働となってしまいます。
現在、ようやく夏野菜の半分程度の土寄せ作業が終ったに過ぎない。
畑では、現在、ピーマン系・茄子系野菜が一番成りから二番果に移って行き、木の成長に合わせて実を付けていきます。
トマトは5~6段までの収穫がこの後、1~2週間でほぼ終わり、7~8段位までは、雨が多く、受粉できなずに花が実をなさず、9段~12段までの花芽に期待しております。
今後2週間程度は夏野菜の成長が安定しておらず、何が届くか分らない状況です。
胡瓜のほうは何とか次々と植え込みを行っており、今後も安定的な出荷が見込めるようです。
とにかく、暑いです。お体を気遣ってください。こちらも頑張っておりますよ。
明日は午前5時頃から、大豆の植え込みに由布市庄内にスタッフ全員で行ってきます。この作業は都合3回行います。すでに種蒔き時期が二週間遅れています。
自然農の大豆が皆様に届けられると良いのですが・・・
(今週の野菜)
木成りで収穫した瑞栄トマト
夏の暑さはトマトの季節
です。
これもあと、二週間程度で
お休みに入るかもしれませんが、楽しんで下さい。
露地トマトなんど、滅多に
お目にかかれませんよ。
フルーツトマトもよろしく・・
加賀太胡瓜
(地胡瓜です)
皮が固いので、剥いて食べて下さい。
種はお好みですが、除去
しても良いです。
酢の物・炒め料理・漬物や
塩もみなどでどうぞ。
スープに意外と合います。
(コンソメ味で)
半白胡瓜
地胡瓜の仲間です。
食べ方は加賀太と同じです
木ですぐに熟れて黄色く
なってしまいます。
胡瓜は元来瓜の仲間です。
皮は固くなっておりますが、
皮を剥くと瓜の甘い香りが
漂ってきます。
両者ともかなり貴重な野菜
ですよ。
その他にも節成り胡瓜もあります。
万願寺とは異なり、やさしい
味がします。
てんぷら・焼き野菜・炒め系
煮浸しなど。
肉料理のお供にしております。
種は出さず、そのままお使い
ください。
オクラ
まだ少量ですが獲れ始めました。
丸オクラですので、柔らかいと思います。
ねばねば系野菜は夏を
乗り切るには一番です。
てんぷら・酢物・納豆に酢を
効かせて醤油を入れ、お好みで辛し系を入れ、刻んで
食べる。
インゲン豆
アーロンという品種です
てんぷら・煮浸し・煮物
などがお勧めです。
量は少ないので、どなたに
お届けしているかは分りません。
ピーマン
肉厚ジューシーです。
ようやく皆様全員にお届けできるようになりそうです。
当農園のピーマンは子供さんからの支持が高いのです。
これから毎週入るかもしれませんので、覚悟して様々な
調理方法を考えていてくださいね。
その他には、パープルアスパラ・青紫蘇と小葱・にんにく・じゃがいも・茄子・高菜の
古漬け・人参・レタス・蔓紫・赤玉葱などが入ります。
今回は味噌が入りません。次週に持越しです。開封して試してみてからにするそうですので、よろしく!