今週の野菜

2023.7.24(月)晴れ、後曇り、最高温度33度、最低温度26度

梅雨明け後、草木堆肥により追肥を行い、畝上げを行う。

 

草木堆肥の肥料効果(窒素分)はおよそ三ヶ月しか続かない。

夏野菜(実物)は4月に定植する際に元肥を施し、植え付けの際、先肥を行う。

一番果が成る(7月)頃には窒素分が減退しています。

次々と実を成らせるためには、このタイミングで追肥を行わねばなりません。

すると、10月から11月頃まで茄子・ピーマンなどは美味しい実を付けます。

梅雨時期に固まった土は硬く閉まり、酸素が根に供給されず、夏野菜は仮死状態

にあり、成長が止まります。この中耕作業は欠かせないのです。

この追肥と畝上げは草取りと併行して暑さが増す7月頃になり、体力を著しく

消耗させます。ハウス栽培と違って露地栽培の厳しさですね。

それでもこれを続けているのは美味しい野菜を食べられるからです。

農園でむかし育苗ハウス内でトマトを育てたことがありました。同時に育てた

露地物と食べ比べてみましたが、スタッフ達はハウス栽培のトマトは食べようと

はしてくれませんでした。

 

毎年の酷暑は常態化しており、夏野菜の旬は暑さが収まる頃の9~10月に

ずれ込んでおります。

 

                 黒ピーマン

 

10年ほど前にあまり期待せず植えてみました。処が意外にも美味しかったのです。

それ以来当農園の定番アイテムとなりました。クリームピーマンと合わせてお届け

致します。

 

鷹の爪と思われます。

何十年も前に唐津で露天商のおばあちゃんから購入した種です。

青唐としてセットでお届けしています。一本でも辛く味香りが強い品種です。

 

(今週の野菜)

赤玉葱

玉葱; 軒先に吊していました。水分が抜けて甘くなっております。

 

人参; 暑くてやや成長不良状態となっています。

伏見とうがらし; 素揚げ・天ぷらに!佃煮風に甘辛く煮込んで常備菜。牛肉との

         相性が良い。

万願寺とうがらし; 時折辛い物もあります。コンロで直火焼きにポン酢を

          お勧めいたします。素揚げ天ぷらも。

薬味セット; 青唐を紫蘇と合わせました。

 

クロピーとクリームピー

 

(その他野菜)

胡瓜・じゃがいも・ピーマン・トマトとフルーツトマト・漬け物・裸麦の麦茶

ブレンド小麦粉・茄子類・バターナッツ・バジル・蔓紫・丘わかめなど。