今週の野菜

27.6.22(月曜日)曇り、最高温度26度、最低温度18度

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   サラダの貴婦人トレビス(チコリの仲間)ー艶やかな色合いとビターな味

梅雨も終盤に入ってきている。最後は雷と豪雨で終る。
春野菜の最後を飾るこの時季は、鮮やかな赤の色で締めくくる。
ビーツ・トレビス・レッドキャベツが出終えると、季節は一気に真夏へと変わる。

もう終りましたが、切られ与三郎のような大根についての質問が寄せられた。
当然と思う。何故このような大根を送ってこられるのか?きっと何か理由があるのだろうと・・
縦に亀裂が入り、表面は茶色に変色した痕があり、上部は切り取られている。
今年の春大根は、つくし春という不恰好で太った品種を作りました。
この品種は、割れが入りやすく(肥大するため)、特に晩春から梅雨時季には、線虫が増殖し、大根の表面を食い荒らす。通常の市場では商品にならない。
(通常では、この時季、線虫防御のため、土消毒を行う。この時期にきれいな大根があったとしたら、おそらくは土消毒されていると考えたほうがよいでしょう)
上部を切り取ったのは、大根は上から腐るため、その確認のためでした。

何故こんな大根を送ったか?
この時季、貴重ですし、折角頑張って育ったものであり、何より美味しいものは食べ
てやらないと、と考えたからです。
農園では商品にはできないもののうち、食べられるところを切り取り、大根の煮物やおでんにして食べております。今日もお昼に皆で頂きました。無くなるとやや寂しい。

最近、お試しセットの後の継続率が極端に下がっている。
(通常は98%のものが、この一ヶ月、70%に下がってしまった)
頂いたメールのお陰でその理由に気が付いた。なるほど、これか!
一般の消費者の場合、みてくれを重んじ、日頃見慣れたきれいな野菜が当たり前になっている。
そんな中、永くむかし野菜を愛しんで頂いている仲間達に、ただ、感謝、感謝です。
こんな素朴な疑問をぶつけて頂いたことにも感謝しております。
時折は疑問に思われたことを率直にぶつけてください。改めて考えさせられることも
多いのです。

今週は、夏野菜の最初の出荷があります。まだまだ、纏まってアイテムは揃いませんが、当面は何が届くか分りません。それもまた楽しんで下さい。

(今週の野菜)

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瑞栄とフルーツトマト

雨が多く、やや水っぽいかと思ったら、意外と甘み
もあり、酸味もあり、
トマトでしたよ。

今日も男子4人で夕方の
19時半頃まで、剪定作業
を行いました。
農園主は収穫後、ずーっと
この作業に追われました。


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伏見とうがらしとピーマン

一番果です。
齧ってみると、口いっぱいに
夏がやってきました。

まだ幼い木にへばる付くように育っている。

先ずは焼き野菜か素揚げ
で召し上がってみてください



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節成り胡瓜

本日ようやく皆様全員に
漏れなくお届けできました
なんと大小三本です。

鼻に甘い香りが抜け、
瑞々しい歯ざわりが・・
私達も今日初めて
胡瓜を食べられました。




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茄子

昔ながらの黒陽という品種

油炒めOR焼き茄子では?

一番成りですので、
ぷっくりと太った
グラマナスなかっこうでした

この黒光りする光沢を
見ていると夏がくるのだな
と感じました。

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去年、大層、評判が良かったです。

トレビスのいずれかが
入ります。

小さいですが、存在感のある
味ですよ。




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青じそと小葱(薬味セット)

その他には、じゃがいも(アンデス)・サラダセット・ズッキーニ・キャベツ・赤玉葱
玉葱・人参・ニラなどが入ります。

来週は黒大豆の枝豆が入る予定です。