今週の野菜ー葉野菜の季節

27.1.19(月曜日)晴れ、最高温度11度、最低温度6度
 
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                  トンネルの中の青梗菜
 
極寒の季節、トンネルで守られているとは言っても完熟した野菜は成長力が落ちて
おり、氷点下の中で、凍りつき、陽が昇ると徐々に解凍し、生き残りをかけて毎日がその繰り返し。
成長過程なら、勢いがあるが、完熟期に入った野菜は耐えられなくなり、外葉から
茶色く変色し、落ちていく。それが日中の暖かさで中の葉を巻き込み、やがて野菜全体が溶けていく。将に生き残りの闘いの連続です。
完全に守られたハウス栽培とは異なる厳しい自然界で生きている露地栽培野菜の現実です。
もっと専門的な説明をすると、完熟期に入った野菜達は、急激に温度が下がってくると、生き残るために、中に蓄えたデンプン質や炭水化物を糖質・ビタミン質に変換
し、生き残るためのエネルギーにしようとする。(養分を燃焼して体温低下を防ぐ)
生命の神秘のメカニズムです。
 
それだけに、この極寒の季節、野菜は糖質に富み、一番美味しい時期にあたる。
同じ草木堆肥を使用した野菜でも、ハウス物と露地物はあきらかに美味しさに差が
でてきます。
これからの季節は、生き残ってくれればですが、葉野菜・根物野菜の旬になります。
露地栽培の管理はそれだけに息が抜けない季節でもあります。
生き残った部位のみ出荷させて頂いております。どうかよろしくお願い致します。
 
野菜はみてくれでは決してありませんですね。
 
(今週の野菜)
 
イメージ 2サラダ蕪
 
ようやくこの程度の大きさに成長してくれました。
今回は赤蕪とセットにて、
 
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サラダ蕪の調理
基本的にはその名の通り、サラダで頂きます。(酢物は定番です)
煮込みには合いませんので、ご注意ください。煮込み用の蕪は中蕪です。
フライパンの上で塩胡椒を振り、少量の油を敷き、焼き野菜・焼くように炒める。
チンして炒め野菜やサラダにしても美味しいです。
葉は汁の具材にできますし、炒めても良い。
 
イメージ 4大根
 
新しい畝に移りました。
 
小さいですが、生食で食べてみてください。驚くほどに甘いです。フルーツです。
 
お勧め料理
繊維を断ち切らず、縦に
切ります。厚さ1~2ミリ。幅1~2センチ。
鯨のベーコンや生ハムと
かいわれ大根を合わせる
薄く塩胡椒を振り、オリーブ油とカボスをかけ、よく混ぜ合わせ、馴染ませる。
大根サラダの完成です。
葉は塩漬けにしておき、水で洗い、小さく切り、熱々のご飯に混ぜ込む。その際、
ちりめんじゃこを加えても良い。菜っ葉飯の完成です。
 
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ツァーサイ
 
苦味と甘みのハーモニーが
不思議な野菜です。
 
主には炒め物にします。
 
私などは、煮魚に合わせる
のが好きです。
煮魚が完成の一歩前に、
これを投入し、火が通ったら
完成です。
 
 
 
ブロッコリー; 七番の畑の野菜です。草木堆肥歴3年目。
 
さつまいも; 穴を掘って埋けこんでいましたので、甘みが増しています。
 
小松菜・味美菜・漬物・レタス系などが入ります。
 
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サラダセット
定番の野菜が入っておりますが、ロメインレタスが寒にやられて、茶色く変色しており、
良い部位のみ加えております
農園定番の生野菜セット。
季節によって様々なアイテム
が加わり、超人気メニュー
となっている。
全体を適度なサイズにカット
し、冷蔵庫に保管。
焼いたパンに生ハムを挟み
たっぷりのサラダを乗せる。
 
(その他野菜)
 
セロリ・じゃがいも・かぼす・餅・生椎茸・ほうれん草など。
 
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チンして、あるいは軽く湯がいてから、煮込みスープの
出来上がりの際に加える。
 
長く煮るとカンラン臭さが
出てしまいます。
 
さらだでも良い。
 
これから、しばらくして
時折入る珍しい野菜です。