今週の野菜ー厳しい季節

26.9.29(月曜日)晴れ時折曇り、最高温度30度、最低温度20度
 
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運動会の季節、ここの小学校では一学年一クラス、孫が初めて二番になる
一人の孫に、9人の大人と三人の孫が集合。みなでお弁当を囲む。
 
朝夕が涼しくなったとはいっても、日中は日差しが強く汗ばむ季節。
疲れがどっと来る季節でもあり、体調管理が難しい。
それは野菜にも言えることで、種を蒔くも、太陽の日差しで傷めつけられ、ちょっと
水遣りを滞ると、すぐに萎えてしまい、それに大量の虫が集まり、新芽を食い荒らす
困った季節でもある。
この時季は何度も種を蒔き直さねばならず、厳しい季節でもある。
まだまだ夏野菜に頼らねばならず、本格的に秋野菜が出荷できるには、後、二ヶ月は待たねばならない。
消費者の方は、秋になったら秋野菜などの葉物が一斉に育っていると思い込んで
しまうようだが、農人にとってこの季節は集中力と根気が要る季節でもある。
 
植え込んだり、種を蒔いたりしても野菜として育つのは、その内70%程度。
蒔き直しなどを含めると、半分にも満たない。勿論農薬や化学肥料を使えば、
この成功率は急に上がり、おそらく90%は育つのではあろう。
 
(今週の野菜)
 
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ピーマン
この時季はカラーピーマンかと思うほど色付きが良く
なる。
熟れてくるのである。
勿論甘くなり、やや柔らかく
なってくる。ピーマン本来の
食感ではなくなる。それは
それで美味しいのだが・・
最近のメールでは佐藤さん
とこのピーマンは子供の
大人気野菜ですとよくメールが寄せられてくる。
 
確かに美味しい。年々ピーマン系野菜が美味しくなるのは、やはり地球全体が
暖かくなっているからなのか、それだけ土が出来ているからなのかは分らない。
 
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筍芋(京芋)
 
南方系の芋。
粘りが少なく、何にでも
使える万能な野菜。
一見里芋のようではあるが
味や食感はまったく異なる
 
櫛型に切り、素揚げで塩
胡椒で頂く。
その他に、煮物・汁物・
フライなどに使う。
 
 
 
ニラ・万願寺とうがらし・サラダセット・小松菜・カボスなど、
 
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一本葱
 
今回は金ラベルの中でも
最高の土(二番の畑)で育った葱です。
これから一ヶ月ほどすると
さらに美味しくなる。
 
葉先まで使えます。
 
焼き野菜で一度お試しください。豚ばら肉と一緒に。
 
 
 
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セニョリータ(ミニパプリカ)
 
赤と黄が入ります。
 
秋の日差しが照り始める
これからが本番の野菜。
 
但し、成長はやや遅くなる。
その分益々味が濃くなり
さらに旨みが増してくる。
 
サラダに炒め野菜に
彩としてお使いください
 
 
(その他野菜)
 
味噌・伏見とうがらし・赤玉葱・胡瓜・オクラ・空心菜四角豆(てんぷらで)
蔓紫・栗などが入ります。
 
来週はさつまいも・里芋が入る予定です。
明日は福岡で野菜の展示会に参加いたします。飲食店のシェフ達がどのような
反応を示すか、そのご報告は農園日誌にて・・・