25.9.9(月曜日)晴れ、時折曇り、最高温度30度、最低温度23度
秋じゃがの植え付けをした畝
9月の声を聞いて、農園は俄然忙しくなる。秋野菜の植え付けが一斉に始まる。
そのためには、夏野菜の撤去作業・草取り・堆肥降り・畝立て、そして種蒔きと
連日の肉体労働の日々。
それでもこの時季は新しい命が芽生える季節でもあり、乳幼児を育てるのと同じ。
気が抜けず手が懸かるが、厳しい自然の中で成長する姿はいじらしくかわいい。
写真はアンデス(赤)を植えた畝、この後、男爵系の出島をこの三倍は植え込む。
それでも次の春じゃがまでは持たない。
出荷予定の野菜ですが、この時季はミニ端境期に入っている。
ピーマン系野菜はまだ何とか量の確保ができるが、茄子類は木の勢いが落ち、
収量も少なくなっている。草木堆肥による追肥を施さないとこのまま落ちて、
秋茄子までは行かない。
実にもったいないが、一本葱と来週出荷予定の金時生姜や三週間後の秋の枝豆
と端境期を乗り切るしかない。里芋・栗・梨(新高)・さつまいもの出荷が待ち遠しい
(今週の野菜)
秋茄子用に剪定をし終えた
黒陽茄子の棚。やれやれ!
在来種の血を引く美味しい
茄子。
今週の出荷で、一段落し、
成長が遅くなり、収量は
激減する。
10月初旬頃には復活する
予定です。
一ランク美味しくなって!
ピーマン・伏見とうがらし・じゃがいも・大葉・茄子の粕漬け(珍味です)
一本葱(白葱)
この時季のものは、やや臭み
がでているかもしれません。
暑い暑い夏の盛りを超えた
ばかりで、ようやく生き残った
葱たちです。
葉の部位までも食べれます。
次回の出荷では朝の温度が
20度をきっていると思われ、
味が乗ってきます。
カボス
この時季は、香りカボス
と味カボスの中間の季節。
皮等は摩り下ろして
ケーキの材料にも、
皮毎絞れば、香りと酸味の
バランスがよく、一年でも
最高に美味しい時季のもの
です。
南瓜(栗系)
これは約一ヶ月寝かせたもの
常温保管すると、実の中で
デンプン質が分解して
糖質へと変化します。
これを追熟と言います。
てんぷらや炒めものに、
いりこ出汁などで煮物など
(その他野菜)
トマト・ゴーヤ・胡瓜・ごぼう・パプリカ・オクラなどが入ります。
来週は、金時生姜が入ります。