2019.11.4(月曜日)晴れ、最高温度20度、最低温度11度
3番の畑の夕景
ようやく秋らしい穏やかな季節になってきた。相変わらず、害虫は多いが、心なしか
ざわついた色合いが薄れ、静かな農園の風景となってきた。
そうなると、農園では、堆肥蒔き・畝作り・種蒔き・植え込みに忙しい季節となってくる。最低温度が10度以下になると、発芽が遅くなってくるため、急ピッチで秋野菜の種蒔きが進められている。
出荷野菜の方は、初秋野菜である黒大豆の枝豆・牛蒡・筍芋・里芋・さつまいもを柱にして、葱類・サラダセット・ほうれん草・白菜などの中秋野菜が添えられ始めている。
(今週の野菜)
里芋; 田圃では無く、畑の里芋は湿度が少ない分、ほくほく感があり、美味しい。
おまけに草木堆肥ですから、さらに美味しい筈です。
カボス; ようやく黄色く色付き始めたようです。果汁は豊富になる分、香りが減退していくのが特徴です。
サラダセット; 7種類の野菜がセットされております。農園の一番人気の商品です
さつまいも; 表面の瘡蓋は線虫痕です。土中消毒無しの証のようなものです。
この時季のものは、甘みが出てきております。
九条葱; 今週はようやくやや太り上がりつつある九条葱にしました。
味香りが徐々に乗ってきており、しかもプラチナ級の2番の圃場からです。
栗南瓜; 追熟し甘みが乗っております。煮込み・天ぷらに美味しい。
柿; 木そのものが熟れ始めており、美味しくなってきました。着いた頃は柔らかくなっているかもしれませんが、それが自然の味であり、木成りで熟れた美味しさです。
ほうれん草; 夜登虫に喰われて、穴だらけになっております。普段は虫が寄りつかない野菜ですが、今年の害虫異常発生の象徴ですね。
茎は柔らかくポリポリと折れてしまいます。その分、口の中で溶けていきます。
(その他野菜)
じゃがいも(追熟もの)・玉葱・漬物(大根の甘酢)・白菜・人参・筍芋・黒大豆
鰺の干物などが入ります。