2022.2.21(月)晴れ、最高温度7度、最低温度ー1度
育苗ハウスでの春・夏野菜の種蒔き
「春を迎えて」―(1月~3月季)
1月~2月にかけて一年で最も寒い極寒季を迎える。
この時季は前年の10月~12月に植えた野菜の出荷となるが、2月の後半にもなると
出荷野菜が底を着き始める。
1月は種を蒔いても野菜は発芽しにくいし育たない。そのため、極寒季に向けた秋の
植え込み量を失敗すると、「出荷する野菜が無い」となり、農園主の胃はきりきりと
痛むことになる。2022年の冬は長くて寒い。農園の黒板の前に立って「今週の
出荷予定野菜」を書き込む際、出荷野菜のやりくりに途方に暮れる毎日となっている。
仕方なく3月出荷予定のまだもう少し出荷を待ちたい生育途上の野菜を出さざるを
得なくなり、3月もまた出荷野菜不足に悩まされることになる。
畑に植え込む野菜は○月出荷を考えて次々と種を蒔いているため、みな繋がっており、早めに出荷したりするとある時季はぽっかりと穴が空いてしまう。当農園のように
全国350余名の定期購入のお客様と今や固定客となった農園マルシェに訪れるお客様
や仲間達に出荷する野菜が無くなる。
これが怖いのです。固定のお客様達の多くはうちの野菜しか食べないと言われること
は嬉しいことなのですが、皆様の健康を守っていると言う自負心もあり、やはりその
責務を感じております。
立春と言っても春はまだまだ遠い。季節の進みが遅いと畑で嘆く毎日です。
(今週の野菜)
ブロッコリー; 二番果です。
レタス系;サニーレタスとサンチュ
チシャ揉みと言って葉っぱを千切り、酢・味噌・砂糖の合わせ調味料で揉みます。
副え材としてこのしろやてんぷらを入れても美味しいです。
小松菜&味美菜;今週は葉物は二種類入ります。
ほうれん草;まだ成長途上です。野菜が無くなりつつあり、やむを得ず出荷と
なりました。葉茎はフルーティな香りがします。サラダでも。
大根; 越冬ものです。
赤カブ; 実は柔らかくサラダでも美味しいです。(酢もの)
サラダ蕪
人参;この大きさが今は精一杯です。甘くポリポリと食べれます。
芽キャベツOR春菊
芽キャベツは一度短時間で湯がいてから、パスタ・炒め物・スープにお使いください。
春菊は火を通す場合、10~20秒以内に食べてください。苦みが出ません。
(その他野菜)
里芋・じゃがいも・サラダセット・セロリ・ツァーサイ・漬け物・餅(月一の方)
干物などが入ります。