2020.2.3(月曜日)曇り、節分、最高温度12度、最低温度2度
麦踏みを終えて、一段と緑を増した穀物畑
今年は、記録的な(この処毎年そう言っておりますが)暖冬のため、野菜の種蒔き時季もかなり早めなければならないようです。
当農園では、定期購入他の特定固定客が全てですから、お送りする野菜のアイテムも一度に重ならないように調整しなければなりません。
その際、農園主が常に考えているのは、その時季時季によって、一つ二つの核になる野菜群を組み立てていきます。
2月・3月は、すでに植え込んであるブロッコリー・キャベツ類・白菜・大根などを主菜として、葱類・蕪類・芽キャベツ・などの添え野菜があり、じゃがいも・人参・さつまいもなどの根菜があり、青梗菜・小松菜・ほうれん草などの葉物野菜があり、サラダセット・レタス系などのサラダ野菜がある。
そこに、セロリ・春菊・ビーツ・葉にんにくなどの珍しい野菜の彩りを添えアクセントを付ける、と言った具合である。
このように野菜群を配していくと、ご家庭では、飽くことなく、いつもむかし野菜を楽しんで頂けることになる。
4~5月の春も、これらの野菜群が主役となっており、2月以降はこれらの野菜を切らさないように数段階で種蒔きをし続けておけば良い。
又、この時季は、晩秋に種を蒔いていた豆のシーズンが到来する。絹莢エンドウ、スナップエンドウ、実エンドウ、空豆と来て6月はインゲン豆へと続きます。
ある日の農園の昼食風景
時折、農園直売所でのコロッケなどの試食を行います。
この日の試食会は、プレーンコロッケの微変更・大豆コロッケ・セロリコロッケ・極めつけは干し大根のコロッケでした。プレーン以外は、肉なしの野菜コロッケです。
近いうちに皆様へもお届けできると良いですね。
(今週の野菜)
里芋; 土中に埋め込んで越冬させておりました。しっかりと味が乗っている。
聖護院大根OR大根; 隔週の方のみです。暖かいせいか、大きく太っております。
煮付け(豚バラ肉や油揚げと)に美味しいです。
赤蕪; 色鮮やかですね。酢漬け・サラダ・炒め物などにどうぞ。
小葱; やや太めに育っております。味は濃いです。
芽キャベツ; スープなど、煮込む場合は、後入れにしてください。
ほうれん草; 越冬ほうれん草ですので肉厚に育っております。
春キャベツ; 小さいですが、柔らかく歯切れ良く、甘さが特徴です。
からし菜の漬物; ご飯が進みます。食べ過ぎにご注意。
めいた; こちらではそう呼びます。佐伯の河口付近に育ちます。春の珍味です。
むかしや沢山獲れていたのですが、最近では稀少品です。
(その他野菜)
青梗菜・九条葱(隔週のみ)・じゃがいも・蕪・ブレンド小麦粉(隔週のみ)・餅
ブロッコリー・ツァーサイなどが入ります。