今週の野菜

2021.8.2(月曜日)曇り、最高温度33度、最低温度23度

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            畑は夏野菜一色に染まりました

 

これからは本格的な夏野菜のシーズンです。

露地栽培の場合、畑の表面温度は50度を軽く超します。

そのため、葉野菜は南方系か蔓紫などのような肉厚な葉野菜しか育ちません。

夏野菜は表面を皮で覆われ、50度を超す熱暑から身を守ります。

それでもトマト・パプリカなどは熱でやけどを負い、腐っていくものも

出ます。

人間はと言うと、日中は鍬打ちや草刈りなどの体を使う仕事は避けて、

剪定管理などを行っておりますが、40分もすると吐き気がしてきます。

そのため15分の木陰での休憩を取り、その繰り返しの作業となります。

夕方になるとようやく体を動かす作業を行いますが、体力を消耗している

だけに、かなり辛い作業となります。

新人が先ず克服しなければならない夏の作業は、体力と気力を奪い、

中々に続く人は少ないですね。

それでも何とかこの農法や事業の後継者を育成しなければならず、

現在募集中。

やはりこの農業はライフワーク(生きることそのもの)にしないと、

難しいと思います。

ちなみに私は昨日72歳を迎えました。流石に足に来るように

なりました。

 

(今週の野菜)

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長茄子; これ以外にむかしながらの黒陽と言う茄子もあります。

これらは、焼き茄子が一番美味しいようです。

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三色茄子; 白・紫・緑とあります。どちらかというと炒めたり、

蒸したり、揚げ浸しにする。味はクリーミーです。

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写真はセニョリータ(小さい)パプリカの中では最高の味です。

これ以外にも普通のパプリカも入ります。

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ピーマン;今年のものは気候が合っているのか、最高の味です。

今のものは種を取らなくても食べれます。サラダ的に食べる方も

増えております。

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バジル;香りは強烈ですが、やさしい味がします。

トマトと合わせてください。

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ゴーヤ; 旨味が苦み(エグミ)に勝っており、当農園のものは

苦み(エグミ)を感じません。食感も美味しいですね。

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写真はフルーツトマトです。これ以外にも瑞栄という昔ながらの酸味と

旨味があるトマトもあります。

調理に使うとその酸味と旨味が本領を発揮してきます。

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ニラ; この暑い時季は蔓ものやニラなどは好んで食べてくださいね。

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人参;農園の顔ですが、これもいつまで持つかどうかですね。

 

(その他野菜)

じゃがいも・空心菜・枝豆・万願寺及び伏見とうがらし・蔓紫・牛蒡・

赤玉葱紫蘇・胡瓜・漬物などが入ります。