2021.4.5(月)曇り、最高温度17度、最低温度7度

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               キャベツの定植

 

 3~4月に掛けては春野菜の種蒔き・定植作業や除草作業に追われる。

4月は10日過ぎになると、遅霜の恐れが無くなるため、一斉に夏野菜の定植

を行う。

農家で言う処の端境期が6月~7月初旬頃、必ずやってくる。

普通の農家では、季節の変わり目になると出荷できる野菜が無くなるが、むかし

野菜の邑では、定期購入のお客様に「今は端境期ですから野菜はありません」

とは言えない。

20年変わらずこの端境期を埋める工夫を行ってきており、消費者の方には

分かり難いことですが、これは実は難しいことなのです。

「季節の移り変わりを読む」ことにより、端境期の穴埋めを行っている。

 

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               春草の除草作業

草に負ける寸前でようやく除草作業が終える。この除草作業は露地栽培農家の

悩みです。何しろ気が遠くなるほど手間が掛かります。

そのため、ほとんどの露地栽培農家では、恒常的に除草剤を撒いております。

除草剤を撒いて一週間ほど経過した後、種を蒔くのです。

勿論、むかし野菜の邑では、グループに参加している全ての農家には、この

除草剤は禁止しております。故に、手間の塊となってしまいます。

 

(今週の野菜)

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紅芯大根OR紫大根; 自然の色合いは本当にきれいです。

焼き野菜(フライパンにオイルを敷き焼くように炒める)

サラダ(酢漬けなどにして白菜などと一緒にサラダにします)

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紫アスパラ; 本来は生食用に開発されたものです。勿論炒め物にも良いです。

1分ほどチンしてからサラダなどに混ぜます。

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レタス系;今日はチシャ類です。サンチュ・サニーレタスです。

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サラダセット;オリーブ油と酢・塩胡椒などで絡め、軽く揉んでやります。

       均一に油や酢などが混ざります。

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春白菜; やや巻きが甘いのがこの季節の特徴です。中には花芽が内包されて

     おります。それがまた美味しいのです。白菜のサラダも美味しい。

     名残鍋やすき焼きなどにも、口の中で溶けてしまいます。

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じゃがいも;水分が抜けて今がある意味では一番美味しいかもしれません。

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人参;越冬したものですから、大きくはなりません。その分味は濃い。

 

(その他野菜)

ブロッコリー・わけぎ・青梗菜・小松菜・玉葱・漬物・ホウレン草・春菊

などが入ります。