2020.1.13(月曜日)晴れ、最高温度12度、最低温度5度
玉葱畑の除草作業風景(7番の圃場)
今年も玉葱畑の除草作業が始まった。数万本の玉葱を植えており、5・7・8番
の圃場に分散している。
当農園の特徴として、草対策・保温対応の黒マルチはしない。
畑の表面がビニールによって覆われていると、科学的には呼吸はしているのだが、太陽
・風・雨・寒暖差など、自然との遣り取りを遮断する。黒マルチで残されるのは、膨大な産業廃棄物(ビニール)の山。そのため、必ず除草作業が必要となる。特に葱系は草に負けてしまいやすいからです。スタッフ数人で手分けして作業終了後、必ず毎日夕方1~2時間は草取りをすることにしている。
年の暮れに撒いた麦が一斉に発芽している。グループ全体で約1ヘクタールほどの栽培面積となる。1月下旬頃から、麦踏みが始まる。裸麦・小麦・古代麦の三種です。
(今週の野菜)
ほうれん草; 寒気に当たりしっかりと成長しております。甘みを内包しており、肉厚
に育っております。根っこの部位が特に美味しい。
味美菜・小松菜; 今年は暖かいため、ビニールトンネルをせず、寒気に晒し育てた
ため、旨みも充分に出ております。
ミニ白菜; しっかりと巻いております。大根・九条葱も一緒に入れておりますので、
鍋・すき焼きなどに使ってください。味美菜も一緒に添えて。
芽キャベツ; 甘さが乗っており、煮込み(スープ等)にお使い下さい。但し、あらかじめ湯がいて置き、煮込み料理が完成する直前に投入して下さい。食感も美味しさの一つです。パスタ・サラダ料理にも使えます。
水菜; 今回は単体での出荷です。鍋・炒め物などにお使い下さい。シャキシャキ感も
味の一つですので、余り長く火に掛けないようにして召し上がって下さい。
生椎茸; 最高級のどんこです。肉厚・ジューシー。表側から焼き裏側は焼かない。
そうすると、美味しさが際立ちます。
※露天原木生椎茸
椎茸は、菌床・ハウス(原木)・露天(原木)と主に三種類の栽培方法があります。
菌床はおが屑で育てます。ハウス栽培は、人工的に水と温度を加え、太らせます。
露天原木椎茸は自然のままに育つため、収量は減りますが、味香りに富み・肉厚になり
椎茸の中では最高級品です。特に出始めの頃の椎茸が「どんこ」若しくは「こうしん」
と言って珍重されております。ご賞味あれ!
南瓜; 今回は、毎週配送の方のみです。これは秋南瓜と言って、じっくりと育つた
め、特別に旨みがあります。
(その他野菜)
九条葱・大根・サラダ蕪・紫大根・じゃがいも・セロリ・味噌・さつまいもなどが入ります。
月一配送の方には、餅・黄な粉・干物などが入ります。