今週の野菜

30.1.29(月曜日)曇り、最高温度5度、最低温度1度

イメージ 1真冬の除草作業

 外気温は3度、季節風が吹いている中でのトンネル内の除草作業。
身体の芯まで凍てつく、すぐに手先は感覚がなくなる。太陽が出ているから何とか
耐えられる。冬でも日中はトンネル内は15~20度にはなり、雑草がはびこり、蒸れて野菜が部分的に腐ってしまう。時には全滅することもある。
発育を促し、風通しを良くするためにも、真冬の除草作業は欠かせない。
この後、暖かく日中の太陽が出ているときや雨が降る際はトンネルを剥ぐ。

野菜は相変わらず高値が続いている。寒さは一向に収束する気配が無い。
種蒔き及び植え込み時季を逸してしまうため、この寒さの中でも種蒔きなどは一か八か、強行せざるを得ない。
農園は相変わらず試練の冬(とき)である。

野菜は小さいながらもすでに大人になっており、出荷せざるを得ない。
その代わり、野菜は例年以上に糖度を増し、美味しく、栄養価も高い。

(今週の野菜)
イメージ 2
イメージ 3










玄米餅                      黄な粉(大豆粉)

やや玄米臭いかもしれないが、       写真は大豆を焙煎したところ、
栄養価は高い。                 大豆を感じて下さい。

餅をお湯で湯がいて柔らかくなったら、黄な粉にくぐらせる。
黄な粉は砂糖と少量の塩を入れる。

イメージ 4
イメージ 5










サラダセット;期せずしてミニサラダ野菜になってしまった。右は赤ほうれん草。

イメージ 6
トンネルの中で、約
4か月半を過ごした
ものの、やは半巻に
しかならなかった。
11月以降の寒さの
せい。
慣行栽培や有機での通常の肥料分であれば、での巻いているが
この寒さではここまでが精一杯。
これが草木堆肥による
低窒素栽培である。

それでも葉っぱは、甘く、、柔らかく、肉厚ジューシー、口の中で溶けていきます。
外皮は剥いてありますので、捨てる所はありませんよ。もったいないです。

イメージ 7
イメージ 8










小松菜                      味美菜

いずれも小さいですが、味は濃く、柔らかいです。

イメージ 9
イメージ 10










人参                        金時人参

いずれも農園最高のプラチナ級の土で育った人参二種。
朱は味香、食感共に最高レベルの美味しさ。金時は砂糖のような糖度があります。

イメージ 11
イメージ 12










セロリ                       九条葱

セロリは寒にやられ茎の一部が黒ずんだりしているところもあるかもしれませんが、捨てないでください。食べられます。刻んで煮込み料理の下味付けにも使えます。
お客様の一部には傷んでおり捨てましたといったメールが届いております。
とても残念で、心が痛みます。

イメージ 13
イメージ 14










サラダ蕪                     赤蕪

育ちが遅く今はこの程度の量が精一杯です。
サラダ蕪は煮込まないでください。美味しくはなりません。

(サラダ蕪の調理)
焼く、炒める(パスタ等)、生食にして、どちらかというとサラダ感覚で食べる方が
美味しい。

(その他野菜)

芽キャベツ・じゃがいも・八朔・ほうれん草
レタス系・水菜;この二種は佐藤農園(有機JAS認定)からのご支援を頂きました。

(海産物)
かます開き・鰯丸干し・鯵開き;米水津の高橋水産
糸わかめ;国東の竹永海商

二月には、宇佐市の上野水産から、舌平目の干物が届くと思います。
現在(商品開発)試作中です。これはむかしながらの干物です。
うまくいくとよろしいのですが・・・