29.3.20(月曜日)雨、最高温度13度、最低温度4度
ようやく春が来たようですね。雑草は益々元気で、農園は野菜のお花畑
アブラナ科の野菜達(蕪類・小松菜など)は、例年になく寒い冬(春かな)に莟みを
持ち始めていたものが、一斉に莟立ちを始めている。
これから出荷する野菜のほとんどがその状態ですので、株元の部位に薄く網目の幕を張っているものもあります。
その場合は、株元の一部を切除して、あるいは、削いで召し上がって下さい。
中身は美味しいです。
早春時季は夏野菜の植え込みを控えて、
4~6月初旬の野菜の種蒔きが始まっている。
越冬した野菜の後に、
種を蒔く春野菜の畝作りを急いでいます。
コータ君もこの4月で
一年が経過。
ひ弱だった体にばねが付き、たくましい筋力が
出てきております。
最近では、先輩達と一緒に畝作りをしていたものが、独力で行えるようになってきました。
サラダセットは卒業生の後藤君の圃場に種を蒔いてはるのですが、土がまだ完成していないためか、寒い春のためか、中々に成長してくれません。
もう少しお待ちください。
(今週の野菜)
春大根
実は、この時季、春大根はあまり出回っておりません。
2~3月に種を蒔き、
ようやく4月下旬から5月にかけての出荷となります。
この大根は去年の11月下旬頃に種を蒔き
莟立ちさせないように工夫しながら、ようやく
3月に出荷となった大根です。これも当農園の技術ですよ。端境期を作らない一つの工夫と知恵があります。
ちなみに、最近甘酢漬け以外に大根の糠漬けが入っていると思いますが、皆様は
如何お感じだったでしょうか?
これは塩と糠だけで漬込んで、大根臭い、と言うより、大根の旨みだけを凝縮して漬込んだものです。噛めば噛むほどに味が出る。
そこには、市販されている漬物、砂糖・昆布・鰹節などのアミノ酸や甘味は一切加えたくありません。それも当農園の一つのこだわり(素材を頂く)です。
ブロッコリー;一番美味しい二番果です。 紫大根;この時季やや色が薄いです。
人参
向陽という橙色の人参
島人参の系統を受け継いでいる黄人参です。
黄は生食がお勧めです
越冬した人参ですので
成長にばらつきがみられ、不揃いです。
当農園の人参は、草木堆肥歴10年を経過しないと種を蒔きません。味香に深みが出ないからです。
菜の花
これは中蕪・赤蕪・サラダ蕪・小松菜・青梗菜などのアブラナ科の野菜が莟立ちしたものです。
この花芽には旨みと甘味と栄養価が凝縮されております。かなりな
贅沢品ですね。
パスタなどで春を楽しんでください。
(その他野菜)
キャベツ・蕪セット(今回はサラダ蕪です)・小松菜OR青梗菜・漬物・椎茸
隔週の方には、わけぎ・薬味セット・白菜・春菊などが入ります。
葉玉葱
来週入る予定です。
玉葱が結球する前、
葱の代用として、食べられてきたものです。
全草を食べます。
甘くジューシーです。
早春の食材ですね。