今週の野菜

2023.1.23(月)曇り、最高温度7度、最低温度1度

                草木堆肥の講演会

 

先週、19~20日に掛けて8年ぶりに東京に上京しました。

世界ではサスティナブル(持続可能)な社会という風潮が主流を占めている時代に

なっています。

今回の講演は学者達、事業家達、起業家達が集まり、持続可能な農業と草木堆肥と

言うテーマで行いました。

中川聡さん(産業デザイナー)という超小集電に取り組む大学教授の招きでした。

 

※土・水など何にでも電子が存在しそれを集めて電気を起こすと言う研究に取り

 んで居られます。現在は500ボルトの電気を集める迄に進んでいるようです。

 つまりは、一軒の家で生活ができるレベルまで進んでいます。

 

偶々、テレビ局のディレクターからお話があり、佐藤さんも参加できませんで

しょうか?との依頼がある中で、土から電気を取り出すのであれば、草木堆肥なら

その数倍も出るのでは?との逆問いを投げかけたのがきっかけでした。

その問いかけを契機にして中川氏はジャパンコンポストと言う団体を設立し、

都市型ゴミ・森林型草木などで堆肥を作ろうと考え始めております。

来月、草木堆肥による土作りの勉強のため、大分に来られる事になっています。

 

私と一緒に組みたいとの思いもあるようですが、果たしてどのような展開が

待っているのやら・・・

 

(今週の野菜)

最強の寒気団が日本に迫っております。本日の発送は終えましたが、水曜日の

発送は運送会社の車が動かないことも予測され、金曜日にまとめて発送するか

水曜日に発送を強行するか迷っております。

いずれにしても荷の延着が予想されますのでご了承ください。

 

露地野菜にもこの寒気は大きな影響を及ぼしており、凍結と解凍を繰り返して

いますので、やや寒による痛みがあり、ご了承ください。

 

芽キャベツ; 出始めです。

※調理のポイント

3分ほど先に湯がいておき、スープ(後入れ)・炒め物・パスタなどにお使い

ください。長く火を通すと甘藍臭さが出ますし、何より食感が失われます。

 

聖護院大根; 苦みがアクセントになります。煮込み料理に適す。

キャベツORブロッコリーORカリフラワー

レタス系(コスレタス・サニー系など)

コスレタスはサラダだけでは無く炒め物に使います。しゃきしゃき感を楽しむ。

ほうれん草;寒に当たっておりますので、フルーティな香りがします。

セロリ; 

菊芋; シャキシャキ感があり、サラダに合います。炒め物・煮物にもできます。

    レンジで1分ほどチンして使うと良いと思います。

人参;

 

(その他野菜)

黄金蕪・蕪・一本葱・かつお菜・じゃがいも・漬け物・ブレンド小麦粉・餅

生椎茸などが入ります。

 

 

 

今週の野菜

2023.1.16(月)曇り時々雨、最高温度12度、最低温度7度

         雨を待ってトンネルを一斉に剥ぎました

 

白い世界から緑の世界へ変わり、トンネルの中で寒さに耐えて育っている野菜達の

顔が見えます。

この後、しばらく太陽と寒に当て、幼苗がしっかりするのを待ちます。

今週の中頃から順次またトンネルを掛けることになるでしょう。

 

今週ようやく越冬したキャベツやブロッコリーの出荷となりました。

寒の中で育ったものであり、甘みを蓄えております。

 

今週、農園主は久しぶりに東京に上ります。

草木堆肥と自然循環農業のセミナーの要請があったからです。

微少集電を研究されている学者さんのグループや起業家達のお招きがあり

コンポスト(都市型の有機廃棄物)について知りたいとのことのようですが、

今後如何なる展開になるかは全く分かりません。

(堆肥が微生物・菌類により発酵する過程で大きな電子を発する)

追ってご報告を致します。

 

(今週の野菜)

キャベツORブロッコリー

大根

人参;朱と黄

セロリ

紅芯大根と赤大根

サラダセット

ほうれん草; 冬期のためやや小さい目です。

 

(その他野菜)

巻かない白菜・一本葱・小麦粉・わかめ・漬け物・生椎茸・餅・レタス

じゃがいも・里芋(月一のみ)などが入ります。

 

※来週から芽キャベツが入ります。

 

今週の野菜

2023.1.9(月)晴れ、最高温度12度、最低温度1度

 

明けましておめでとうございます。

本年もいつもと変わらず畑には日が差しております。今年もよろしくお願い致します。

2~13番の畑はすっかり冬の装いになっており、トンネルの掛かっていない野菜は

霜や寒などにやられ、葉っぱはやや傷んで来ております。

 

年末からのアンケート調査(日本蜂蜜・クリスタル岩塩)の結果が百数十通届いて

おります。ご協力ありがとうございます。

現在、概ね80%の方は(要)の印にサインがありました。ただ、お名前が記載されて

いない方もあり、諾否が判明しないのが困っております。

今月中にはどのようにお送りするか結論を出したいと思っております。

 

①日本蜂蜜

これは何分にも採れる量が少なく欲しい方全員に行き渡るには2年以上かかります

のでご了承ください。(要)とお応えされた方にのみお届け致します。

 

②クリスタル岩塩

現在悩んでおります。

三百数十人の定期購入の方がおられます。

全員の方のご要望や諾否にお応えすることは連絡方法などと絡んで中々に難しく、

また、実際に使ってみないと分かりません。そういう意味で要らないと回答された

方が多いようです。

私はこの岩塩は信用のおける物でもあり、実際に当農園の野菜に試して見ましたが、

とても相性が良く、美味しく食べられました。

もしかして、一度少量’(テーブルソルト)でお試ししていただくことになるかも

しれません。決して使い難いものではありませんので、その際はご了承ください。

 

(今週の野菜)

大根; 寒の時季を経ており、美味しくなっております。ただ、葉っぱは傷んで

    おります。

紅芯大根; 残念ながら葉っぱは全滅です。

紅蕪; 実は緻密で味は深い。

白菜; ミニ系です。サラダで食べるとその美味しさが良く分かります。

春菊; 鍋やすき焼きに入れる際には、15秒以内に食べてください。

    苦みが出ません。

九条葱; 越冬ものですので、甘いですよ。

セロリ; 苦手な方に、万能調味料になることをお忘れ無く。

サラダセット; 8種類のサラダの盛り合わせです。

じゃがいも; 

南瓜; 秋作ものです。フルーティな味がします。

人参; 甘さが際立っております。

 

(その他野菜)

蕪・ほうれん草・芽キャベツ・漬け物・葉野菜など

 

今週の野菜

2022.12.19(月)曇り、最高温度6度、最低温度0度

            由布市庄内の圃場に麦蒔き

 

 今年は押し迫った12月にスタッフ全員で、庄内の田北さん・平野さん

そしてむかし野菜の邑の6反の畑に麦を蒔きました。

裸麦・小麦・古代もち麦の三種類です。

 

除草剤・肥料を排し、草木堆肥だけで麦作りを始めて7年目となりました。

この時代、完全自然栽培の穀類は希少価値があり、その健全性をもっと

理解して頂きたいと願うばかりです。

雑草に覆われ、除草作業に困難を極め、収量も慣行栽培の1/4です。

労力と生産リスクの塊ですが、スタッフ全員諦めず頑張ってきました。

最近ようやくその美味しさを理解される方が増えてきました。

麦などのアレルギー発症の報告はありません。

 

今年も今週と来週の月曜日が最後の発送となります。

一年間本当にありがとうございました。

 

(今週の野菜)

白菜; 今週と来週、何とか全員の方へお届けしたいと思っております。

    鍋にすると口の中で溶けていく感覚をお楽しみください。

    尚、千切りにすると刺身のつまに本当に合います。

 

九条葱OR一本葱; 鍋・すき焼きにどうぞ!

 

里芋OR筍芋; お正月には欠かせません。

筍芋は吸い物・雑煮・素揚げに合います。

さつまいも; きんとんなどにも

聖護院大根; 煮込み料理

紫大根

黄金蕪; お正月に縁起が良いですね。

人参; 金時人参とのセットです。

パプリカ; 夏の名残です。

セロリ; 万能調味料となります。

レタス系

中蕪;

 

(その他野菜)

サラダセット・葉野菜・じゃがいも・銀杏・干物・漬け物・餅・ツァーサイ

などが入ります。

今週の野菜

2022.12.12(月)晴れ、最高温度14度、最低温度10度

           今年初めてのビニールトンネル

今年はラニーニョにより厳しい冬の到来を予想していましたら、意外にも暖冬の冬を

迎えております。そのため、例年と比べて半月遅れのトンネル張りとなりました。

これから厳しい寒さに野菜達は晒されてゆっくりと成長します。

 

          静かな佇まいを見せる農園の風景(二番の畑)

 

こんな農園の風景と現実の政治経済の世界に大きなギャップを感じる今日この頃

の社会の風景ですね。

福島の原発事故のすでに風化してしまったような国の政策変更がなされようとして

います。化石燃料の高騰を契機にして電気が不足していると国民へ向けて、原発

再稼働や新設を行うとの発表が唐突になされ、さらに、自国防衛のため、軍事費

を賄うとして増税へ向けて舵を切ろうとしているようですね。

経済再生に国の基本的な、と言うより、抜本的な政策も示されずに付け焼き刃的な

処方箋ばかり提示し続けるこの国の在り方が大きな問題となっており、国民はそれ

に振り回され続けております。悲しい国の現状があります。

日々の生活に追われるだけではなく、また、その国の現状を注視していくだけでは

なく、監視し続けることが必要では無いかと思います。

 

穏やかな農園の風景をみていると、つい、このようなことを書いてしまいました。

地域経済や農業の疲弊、そして国の食糧安全保障がないがしろにされていくことは、

国の滅びに繋がって行く事を危惧せざるを得ません。

 

(今週の野菜)

聖護院大根; 煮付けに合います。

さつまいも; 糖度が増し、旨味が出てきました。

紅蕪; 実は緻密で旨味は強い品種です。

お餅; すぐに食べない場合は冷凍してください。無添加ですから黴がきます。

    これから三週続けて入ります。追加注文もお受けしております。

じゃがいも; 堀りたてです。

中蕪;スープにも使えます。

一本葱;葉先も美味しいです。

キャベツ; 歯切れが良く口の中で溶けてしまいます。

人参;金時人参とのセットです。

サラダセット;

小葱;

 

(その他野菜)

ツァーサイ・葉野菜・ラディッシュ・パプリカ・漬け物・レタスなどが入ります。

 

※年末の発送には白菜が入ります。

今週の野菜

2022.12.5(月)曇り、最高温度14度、最低温度7度

               剪定枝の破砕作業

 

 毎週火曜日(農業デイ)はスタッフ全員で破砕作業と堆肥作りを行っている。

この草木堆肥作りはむかし野菜の命と言うべきものです。

木は地中深くに根を張り、地球のミネラル分を吸い上げている。

集まってくる剪定枝の樹種は様々でそれぞれの木が好みのミネラル分を吸収する。

農地は野菜を生産し持ち出し続けているため、バランスの良いミネラル分は地表

には乏しくなっており、草木堆肥に含まれているミネラル分は貴重なのです。

 

10年も草木堆肥を施肥し続けると畑はバランスの良いミネラル分の宝庫となる。

その畑で育った野菜達は栄養豊かに育ち、美味しい野菜となってくれる。

 

          切り返し作業を終えた草木堆肥

 

一週間に一回、微生物や放線菌を活性化するためにショベルで切り返し、酸素を

補給してやります。

木は無限大の放線菌や微生物が棲んでいます。かれらが草木堆肥と一緒に畑に

投入され、畑を耕してくれます。豊かな土とは小動物・小虫・微生物・放線菌の

住処となり、自然を浄化し、環境を保ってくれているのです。

これが自然循環農業の本質です。小虫や小動物は野菜にとっては美味しい食糧と

なります。それでも人間は彼らを害虫と呼び駆除しなければなりません。

その行いは太古の昔から営々と行われてきた人と害虫などの闘いなのですね。

これは致し方ないことですね。地球に住む同じ生き物なのですから・・・

 

              色とりどりの野菜達

 

晩秋の畑は静かできれいです。農人を楽しませてくれます。

作業を終えて帰途につく際、しばし畑で立ち止まり、思わず見とれてしまいます。

 

「お知らせ」

来週から三週続けてお餅が入ります。

年末年始に食べたいと思われる方は、「追加注文」をしてください。

 

(今週の野菜)

赤大根; 中まで赤い。旨味のある大根です。

桃色蕪; 柔らかくサラダ等にむきます。

レタス系; 千切って酢味噌で揉みます。天ぷらなどを入れても良いです。

      これをチシャ揉みと言います。

かつお菜; この名前のいわれは出汁を入れなくとも美味しいと言う意味です。

      煮物・汁物に使います。

聖護院大根; やや苦みがあるのが特徴です。実は柔らかく煮物に合います。

       油揚や豚バラと煮ると美味しい。

小葱;

ほうれん草; 

 

ツァーサイ; 中国菜です。炒め物に合います。葉緑素一杯です。

       一緒に煮魚をすると魚の臭みを取ってくれます。

セロリ; 最高の調味料になります。

 

(その他野菜)

春菊・サラダセット・じゃがいも・さつまいも・葉野菜・白蕪・漬け物

などが入ります。

今週の野菜

2022.11.28(月)晴れ、最高温度19度、最低温度12度

               竹田岡城址大手門

 

冬に入ろうとしているのにこの異常な暖かさと天気に恵まれて野菜の成長は加速

しているようですが、いよいよ冬到来の気候になろうとしています。

 

          草木堆肥歴21年を迎えた2番の畑

 

今出荷している白菜はこの畑からですので、プラチナ級の美味しさです。

どうぞ鍋でもして楽しんでください。ちなみに人参もこの畑からです。

中央の野菜は芽キャベツです。この成長ぶりだと1月初旬頃には皆様の手元に

届くのでないかと思います。

 

神妙な顔をしてトラクターに乗っている女性スタッフは現在見習い中です。

埼玉から来ました。事実上トラクター初乗りです。頑張れ!です。

秋南瓜の蔓揚げ後、抄き込んでいます。草木堆肥歴7年の8番の畑です。

 

二週間後キャベツの出荷が始まります。次週はツァーサイ(中国菜)が入ります。

 

(今週の野菜)

白茄子の落ち野菜; 今週寒がやってくるため、最後の収穫を行います。

 

落ち茄子とは、木が最後の力を振り絞って付けた実です。じっくりと時間を掛けて

育ったため、実は小さいながら味が濃く、美味しいのです。

今週は万願寺・インゲン豆・ズッキーニ・パプリカなどの落ち野菜を出荷します。

夏野菜の撤去後、畑は静かな眠りに入り、野菜の成長は極端に遅くなります。

本格的な秋冬野菜へと移っていきます。

一年で最も野菜が美味しい季節になります。

 

コールラビ(蕪キャベツ);キャベツの芯だと思ってください。

西欧では一般的な野菜です。薄く表皮を剥き、適度な薄さにカットしてください。

チンするとサラダ風に、炒めたりスープの具材に使います。

パスタなども美味しいですね。

 

露地ニラ; 寒が来る前にお出しします。お勧めは出汁で湯がきそのまま置くと

      煮浸しになります。簡単でしょ!

 

九条葱; 関東では価格が高いそうですね。九州関西ではごく一般的です。

 

紅蕪; 実は稠密でやや固い。その代わり旨味は強い蕪です。

 

レタス系; これは半結球レタスです。

 

人参;良い色ですね。葉っぱまで食べてください

 

インゲン; お浸し系(油揚と一緒に)が美味しい。

 

季節外れのズッキーニ

 

(その他野菜)

じゃがいも・大根・白菜・カボス・餅・二十日大根・春菊・かつお菜・葉野菜二種

・赤大根・漬け物などが入ります。