31.3.18(月曜日)曇り、最高温度12度、最低温度5度
育苗中の夏野菜
これは育苗ハウス内に、草木堆肥を入れ、踏み込んで密度を上げ、その発酵熱で
夏野菜の根を育てている処。
第一陣の夏野菜は、1月中に育苗トレイに種を蒔き、底に電熱線を入れ、寒い中で
強制的に温度を上げ、発芽を促す。ある程度育つと、ポットに揚げ、踏み込み堆肥を作り、その上で育苗を行う。むかしから行ってきた育苗方法です。
正しく先人達の知恵ですね。
今では加温ハウスがあるため、滅多に見られなくなってしまいました。
葱・白菜・ほうれん草・蕪大根など、莟立ちが早まり、今週も日頃より多目の野菜が入ります。勿論、価格は据え置いて折角の自然の恵みを皆で分け合います。
いつもの春の出荷風景が今年はやや早めにやってきました。
お送りしている野菜の中には花芽を持っているものが多いですが、今なら食べるのは、まったく支障はありません。
むしろ、花芽には野菜達が子孫を残そうとして、最高の栄養価を付けております。
(今週の野菜)
蕪の菜の花; この菜の花は、蕪が莟立ちしたものです。その意味では最高に贅沢
な菜の花です。通常の菜の花は苦みがあり、甘みは少ないのですが
こちらは、旨みが詰まっており、実に美味しい。ご賞味ください。
今年は、一度も出荷しないまま、いきなり、菜の花になってしまった蕪の畝が何本もできてしまいました。
ほうれん草; これも今週中には完全に莟立ちするかもしれません。
そのため、増量でのお届けになります。
セロリ; 長らく御愛顧(?)頂いたセロリも残り2~3週間で終わりになります。
春白菜; 巻き掛かってはいたのですが、その前に莟立ちが始まりました。
鋏を入れてみると、柔らかく美味しそうです。
挟んで食べられてら良いのでは。
芽キャベツ; 今年は早めに開きそうです。これもあと、2週間程しか持たないかも
しれません。
人参; この時期のものは、いびつな形のものが多いです。それでもしっかりと甘さ
が出ております。
コールラビ; 蕪キャベツです。皮を剥いて、炒め物やサラダに。
(その他野菜)
小松菜・青梗菜・じゃがいも・大根・紫大根・紅芯大根・中蕪・春菊・サラダセット
椎茸・隔週の方には、天然春わかめが入ります。