今週の野菜

29.3.13(月曜日)雨、最高温度11度、最低温度4度

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  越冬した露地セロリ、葉茎を刈り取ったため、小さくなっている(三番の畑)

 農園には春が来ているのだろうが、3月中旬になっても、何故か寒い。
大陸性の寒気団が中々去ってはくれないせいだろう。野菜は春の莟立ちはするも、成長が遅い。
ここしばらくは、莟立ち野菜が多く出荷されていくことになります。
表皮に網目の皮を被っている野菜も届くことがあると思います。どうかよろしくお願いいたします。

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赤蕪

この赤蕪がよい例。
葉先は莟みを持ち始めている。莟立ち寸前。
蕪は太らず、長細く
なっている。

真っ赤にならずに、ややピンクがかった色合いもそのせいだろう。




毎年同じ季節はやってくるが、毎年同じ春は来ない。

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サラダの貴婦人
トレビスの幼い苗。

ビターで色艶やか。

サラダセットに加えると
俄然、存在感が増し、
生野菜が豪華になる。

今年の春、莟立ちせず
うまく巻いてくれると
良いのだが・・
成功確率40%とやや心許ない。

この季節は、夏野菜の植え込みが約一か月と迫っており、育苗ハウスでは、夏野菜のポット揚げが迫っている。ポットに移してから一か月間、踏み込み堆肥の上で成長させて、寒(遅霜)の去る4月15日頃、一斉に夏野菜の定植作業にかかる。
そのため、この時季だけ、圃場では冬野菜の収穫後、一時的に空いた畝が増えてくる。
考えてみれば、秋・冬・春は同じ種類の野菜が連動してくるが、夏野菜だけが異なる
特に最近の気候は、夏場は異常なほどに暑さが続き、雨も降らず、ここ九州では、
亜熱帯の乾季の季節を迎えている。このため、野菜は厚い皮を被る実物野菜しか
育たない気候になっているようだ。

(今週の野菜)

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白菜

巻き損ねております。
肉厚でしっかりとした
葉茎です。

それでいて、おそらくは
噛んでも筋は残らないと思います。

煮物・炒め物・汁物だけではなく、サラダ野菜としても美味しいです


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芽キャベツ; 今週の出荷分はしっかりと巻いております。
炒め・煮込み・パスタなどにお使いください。但、先にさっと湯がいて置き、調理の際はさっと火を通すようにしてください。

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わけぎ

旨みが詰まっております。

汁物にも使えますが、やっぱり、ヌタにして
酢味噌和えが一番
美味しいです。

チヂミの具材としても
使えます。



割と短時間で湯がけます。一本づつ、巻いて、酢味噌をかけて食べる。
湯でタコとの相性が良い。

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ほうれん草; 根茎の部位が一番旨い。  ブロッコリー; 開きかかっております。

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薬味セット

小葱とミツバ

露地ものですので、
貴重品ですよ。

癖がなく、汁物・茶碗蒸しなどにお使いください






(その他野菜)

中蕪と赤蕪セット(隔週の方へ)、サラダ蕪と赤蕪セット(毎週の方へ)、人参・
キャベツ・椎茸・味噌・漬物・里芋・セロリ・小松菜・青梗菜などが入ります。

漬物は大根の糠漬け、若しくは甘酢漬けが入ります。
素材の味を大切にして、昆布・鰹節などは一切入っておりません。