26.4.7(月曜日)晴れ、最高温度16度、最低温度2度
平野梨園にて
梨の花が約4反の畑に
満開。
日曜日、農園のみんなで
ピクニックに、
ついでに梨の花の摘果
作業をみなで手伝う。
平野さんは一人でこの
面積をやっている。
少しは役に立ったの
だろうか?
梨園の下草は刈らず、
当然に除草剤も農薬も
化学肥料も畜糞も使わ
ない。
土はほかほかの状態。
奇跡の梨では!
そのため、春の七草を
みなで摘み、早速に
てんぷらにして食す。
今週はようやく春蒔きの葉野菜(青梗菜や小松菜)の出荷となる。
今までは全て越冬野菜(莟立ちしている)の出荷だったが、ようやく農園にも春が
来たとの実感が沸く。
ただこれが、新人達の手による種蒔きのため、
やたらと密集している。
そのため、大きくならず
成長が遅れたために
莟立ち寸前の状態。
野菜は寒い冬の季節を
経て暖かく日が長くなり
春を感じると成長する
野菜は良いが、密集した
ために成長が遅れると
子孫を残そうとするDNA
が働き、莟立ちが始まる
新人たちは日々が勉強の連続。自然と野菜の営みを身をもって知ることになる。
露地栽培の場合は、自然の流れと野菜の生理を知り、即応していかねばならず、
何とか形になるには早くて3年の年月を要する。それも常に観察し、学び続ける
姿勢があってこそだが・・・
(今週の野菜)
わけぎ(千本人=ちもと)
これは越冬させ、一度葉が
枯れ落ち、復活したもの。
こうすると、球根の部位に
甘みが乗り、美味しくなる。
このわけぎは丁度食べ頃
さっと湯がいて酢味噌和え
茹でたたこと一緒に・・
ちじみやお好み焼きに。
韓国では葱の代用に。
小松菜・青梗菜; 今回は一緒に出荷。我が家ではすき焼きにしました。
菜の花; 蕪や小松菜などの花。(莟立ちした部位)
大根; 越冬大根。10月末に種を蒔き、3~4月、莟立ち前に出荷する品種。
通常はこの時季には無い。
レタス各種。
半結球レタス
サニーレタス
サンチュ
グリーンレタス
などのうち、いずれかが
入ります。
いずれも越冬しており
旨みを内包しています。
又、味・食感が素晴らしい
ほうれん草; 根元は半割りにしてソテーに。
スイスチャートとフルライン入っています。
金時人参; 冬越しでしたが、残念ながら大きくはなってくれませんでした。
莟立ちしそうで、少しだけですが、お配りします。
春菊; どうやら最後かもしれません。頑張ってくれました。親孝行娘でした。
(その他野菜)
ブロッコリー; 二番果です。茎が柔らかくて旨みが詰まっている。
キャベツ; 越冬した春キャベツです。柔らかく味が良い。莟立ち寸前です。
芽キャベツ; これも最後を迎えたようです。子供さん達が喜んで食べてくれて
いるようですね。
紫大根(味一番); 越冬大根。皮と身の間に網がかかっているかもしれません。
皮を除去して食べて下さい。摩り下ろしてそばなどの薬味に。
中蕪; サラダでも良いが、煮込みができます。
来週は、キャベツ・ビーツ、若しかして、葉にんにくが入ります。