今週の野菜

26.3.31(月曜日)晴れ、最高温度17度、最低温度6度
 
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                    里に春がやってきた!
 
3月下旬になって急速に春がやってきた。
周りは色とりどりの花が咲き、さくらなんどは開花宣言があった途端にはや満開。
満を持して出荷を待っていたブロッコリーは急速に花が開き出して、頂点は黄色に
変色し始めた。
九条葱は葱坊主が一斉に付き、やや固さが目立つ状態。
小松菜・青梗菜もすでに莟立ち状態となる。
 
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夕暮れ時の三番の畑
 
咲いているのは菜の花
ではなく、中蕪やサラダ
蕪の花。
 
菜の花として摘み取り
出荷している。
花の芽には子孫を残す
ために野菜の全精力を
その先端につぎ込み
思いっきり栄養価を
蓄える。
 
長くて寒い冬を耐えてきた野菜達は、春を待っていたのでしょう。体内時計が
反応して子孫を残すために花を咲かせようとしている。
こうなると農園はもう大変。慌てて出荷を始めるも、苦労して越冬させてきた野菜達
の内、半分位は出荷不能となる。
お客様には申し訳ないが、それでも我慢して食べて頂くことをお願いするしかない。
 
周年栽培・露地栽培の難しさを今年も味わうことになった。
 
(今週の野菜)
 
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キャベツ
この時季のものは、越冬
春キャベツであり、虫食い
の跡も無く、小さいが柔らかく実に味が良い。
できれば乱切りにして
生食で食べるか、さっと
炒めて食する。
豚カツに乱切りの越冬
春キャベツか、豚肉を
みりん醤油で味付けし
生キャベツを敷いた
丼なども良いのでは。
主役は明らかにキャベツです。
 
ブロッコリー; 一部は黄色く変色しているものも混じりますが、気にせずに
         食べて下さい。でもできるだけ早めに・・茎の皮は剥かずに。
 
菜の花; 蕪系の菜の花です。ある意味高級品です。さっと湯がいて春を満喫。
      パスタには最高です。
 
九条葱; 佐藤雄二農園のもの。葱坊主は切除しています。やや表面が硬くは
      なっているかもしれません。
 
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紫大根(味一番)
中には白色のものも混じり
ますが、この品種には時折
できてしまいます。
 
摩り下ろして薬味に、
そばと合わせると最高の
味になります。
レモンなどの酢をかけると
ピンクに変色する。
 
焼き野菜や酢の物も美味しい
 
 
 
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サラダセット
 
写真はマスタードです。
 
今回は辛し系の水菜
マスタード・赤ほうれん草
をアクセントにして、サラダ
小松菜をベース野菜と
しました。
 
春野菜には欠かせない
サラダです。
 
 
 
レタス系; 越冬野菜です。柔らかく味があり、実に繊細なサラダ野菜。
       中にはふだん草も混じります(お浸しが一般的)
 
大根; 越冬品種です。歯ざわりは最高に良い。勿論味もですが・・
 
大根の甘酢漬け
 
小松菜; 佐藤雄二農園のものも混じりますが、一様に莟立ちしております。
 
ほうれん草; 越冬したほうれん草です。味は濃く旨みを内包している。
 
(その他野菜)
 
春菊:芽キャベツ・人参(わずかですが)
 
次週はビーツ・わけぎなどを予定しております。季節の進行は早くてあとは予測が
できません。