２６．４．１４（月曜日）晴れ、最高温度１９度、最低温度９度
赤キャベツの畝、野菜の畑は時としてお花畑よりきれいな表情を見せる。
これは越冬したキャベツ。若しかして巻くかもしれないが、このまま莟立ちしてしまう
こともままある。
今年の越冬野菜は、蕪類・小松菜・青梗菜・サラダセット・大根類などのうち、１/3
程が莟立ちしてしまい、出荷不能に・・只でも端境期の厳しい状況の中で、出荷野菜不足に拍車をかける。
今年のと言うか去年の冬は長く厳しく、そして急に３～４月にかけての気温急上昇
の影響でアブラナ科の越冬野菜達が反応し始め、子孫を残そうと懸命に莟を持ち
始めました。折角トンネルを張り、苦労して育てたのですが、これも露地栽培の厳しい現実です。人間の思うようには自然は動いてくれませんね。
来週までは何とか繋いでいけるかもしれませんが、翌々週から出荷見合わせか、
若しくは、アイテム減・出荷量減にてお送りするかの選択を迫られております。
楽しみにしてお待ち頂いておられる処にまことに申し訳ありません。
春野菜（豆類など）が４月末頃から出来始めることを期待してはおります。
（今週の野菜）
葉にんにく
毎年この時期恒例の野菜
です。球のにんにくはこれを
出荷して約１カ月ほどで
初出荷となります。
葉が枯れ始めたら出荷です
その前ににんにくの芽が
少しばかり楽しめますが・・
全草を使って調理してくだ
さい。通常のにんにくの
代用もできますが、そこは
工夫してください。
球根を剥いていると凄い香りが当たり一面に漂います。
刻んで醤油に漬け込み料理に使う。刻んでパスタに使う。野菜炒めに使うなど・・
大根； 晩秋蒔きの３～４月取りの品種。大根の無い時季にうれしい品種です。
越冬したため、春の陽気に誘われて大きく育ちました。
レタス系野菜； サンチュ・サニー・グリーンレタス・半結球レタスなど。
味美菜； 小松菜と青梗菜の掛け合わせです。癖が無く何にでも使える。
小松菜； 少し莟立ちしております。やや固いかもしれません。
ビーツ
越冬し、寒に耐え、やがて
春を迎え、葉がいびつに
沢山付いております。
球根もすねたように
変な形をしております。
球のほうは、刻んでスープにしますが、一日置けば
鍋の中はショッキング
ピンクに染まっています。
葉の部位はあまりお勧めできませんが、茎の部位は炒め物にするとかなり美味しい
ほのかに色も付きます。
キャベツ； 越冬春キャベツ。旨みがあり、茎の部位は歯切れが良く美味しい。
ほうれん草； 越冬ものです。味が深くこの時季のものは美味しい。
（その他野菜）
春菊・漬物・わけぎなど。
来週は、自然薯とこれもこの時季恒例のハーブセットが入ります。フレッシュハーブを夕食後にでもお楽しみください。
