今週の野菜

25.3.18(月曜日)雨のち晴れ、最高温度17度、最低温度8度
 
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              新しい畑を借り入れ、開墾作業中
 
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畑のNOは6番となる。約一反。
作り手の高齢化はここでも深刻。
何とかしてくれないか、と・・
この畑は数年作られていない。
そのため、化学肥料や農薬の
洗礼がなく、有機農業には最適
ここでは味噌作りのための大豆
新たな挑戦となるもち黍・粟の
作付けとなる予定。
彼女はここで初めてトラクターに
いきなり乗せられ、やや緊張気味
 
国産、しかも自然循環農法で作られた大豆や黍・粟は実に貴重品となる。
黍・粟はお米と一緒に炊き込んだり、餅の中に入れたり、粉にして、ガレット風
の料理に使ったりと、用途は広い。
 
鋤き込んだ草はそのまま緑肥となり、そこに微生物・放線菌の豊かな草木堆肥
を撒き、彼らによってこの6番の畑を耕してもらうことになる。
通常新たな畑は数年使い物にならないが(汚されているため)ここは二三年で
立派な循環農法の適地となる。
 
問題はこの端境期を如何に乗り切るか、そこにテレビ放映となり、約40余名の
新規顧客が増えた。頭が痛くなるが、ここで逃げるわけにもいかない。
 
今年の春は例年になく長く厳しい冬から一転して急な暖かさを迎えた。そのため、
これも例年に無く、莟立ちの季節を早く迎えてしまった。
サラダ蕪・大根・小松菜などのアブラナ科の野菜達は皆、董立ちしてしまい、
さらに野菜不足に拍車を掛ける。
新規の皆様方には、この董立ち野菜をどのように見られておられるのでしょう。
「こんなの野菜ではない」と見るか、「董立ち野菜ってどんなだろうと」と興味を
持って見られるのか、大きな違いが出てくるのではないか。
 
それでも、当農園の考え方、「美味しくない野菜は出荷しない」を貫き通そうと
思っております。
 
(今週の野菜)
 
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サラダ蕪等の菜の花
 
董立ち野菜の代表例です。
子孫の残すため、最後の力を
振り絞って、旨みをその先端
に残す。当然に栄養価が高い
 
お浸しやパスタに。
莟立ち部分は1~2週間で
食用に適さなくなる。
一年のうちでほんの一瞬で
終わってしまう。
 
 
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わけぎ(千本人)
 
越冬して、甘みを蓄えている
青葉の部位は葱の代用にも
 
全葉で湯がいて、酢味噌が
普通の食べ方。
(一本一本くるっと巻いて)
 
チヂミにして、かぼす(ポン酢)
を絞って、ダシ醤油と合わせ、
コチジャンを加え、頂く。
 
※料理人や料理教室では球根の部位を捨てているのを見かけるが、以ての外。
 この部位がもっとも美味しく栄養価が高いのでご注意。賢明な皆様方はなさら
  ないでしょうが・・・
 
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紫大根
 
冬越しのものはやや色が薄い
 
摩り下ろして薬味に、
 
くし型に切り、オリーブ油と
塩胡椒で焼くように炒める。
(我が家の定番メニュー)
 
葉はビタミンcが豊富。
 
 
 
 
サラダセット; 今日は佐藤雄二農園(草木堆肥歴3年)のもの
 
小松菜OR青梗菜; やや董立ち気味ですが、柔らかい。
 
椎茸; 露天原木、続いておりますが、もうすぐ旬が終わります。
 
ほうれん草; 根元の部位は半割りにして、ソテーに。フルーティな味香り。
 
里芋; 佐藤雄二農園、最後になります。
 
漬物; 蕪・大根の甘酢漬、芥子菜の浅漬
 
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セロリ
 
越冬したもの
 
やや茎は固めですが、
味香り強く、旨みが詰まっている
 
葉先などはスープの味つけに
カレー煮込みには欠かせません
 
炒飯にも。
 
 
 
(その他野菜)
 
九条葱・ブロッコリーの二番果・芽キャベツ・かぼす・春菊などが入ります。
 
来週は、葉にんにくが入ります。