25.3.12(火曜日)晴れ、最高温度18度、最低温度5度
サラダ蕪の莟(春は菜の花として若干出荷)
今年の冬は長く厳しかった。その中で懸命に育った特にアブラナ科の野菜達は
今度は一転急な暖かさに、生命の営みの本能とも言うべき子孫を残すため、
そこの農家の思いとは別に、一斉に莟を持ち始める。
お陰で、畑は、莟立ち野菜だらけ、中には4~5ヶ月もかけてトンネルを被い育て
た野菜の畝が今年は出荷もしないうちに、すでに4畝も鋤きこまなければならなく
なってしまった。露地栽培にはよくある話でした。
今年はそんな莟立ち野菜を皆様に菜の花として特別に出荷できる。負け惜しみ
に聞こえるか。
一昨日、KBC系列で九州各県に当農園が放映された。
ホームページのアクセス件数が二日間で6000件以上、テレビのディレクターさん
には大げさにならないように、うわっすべりな放映はなしだよ。とお願い(おどしか)
していたが、ディレクターさん等スタッフの方々のおかげで、淡々と、農園の一日
が流され、私としては、良い出来だったと思っております。
野菜のお試しセットをお申し込みになられた方には、何とか少しでもお届けしたい
と考えております。5月になると春野菜が一斉に出荷可能となり、なんとかなると
思いたい。とりあえず、今は莟立ち野菜をお楽しみください。
それはそれで美味しいのです。これだけは言えます。「絶対にスーパーにはない」
(今週の野菜)
レタス系野菜
これも越冬野菜です。
何とか生き残ったものだけが
初出荷を迎える。
(トンネル管理で育ちました)
レタス系野菜は何も生食だけとは
限りません。
炒め野菜として、又、さっと湯が
いたりしても別の食感が楽しめ
ます。
巻かない白菜の莟立ち野菜
葉には甘みと旨みが詰まって
おり、温野菜・炒め野菜などに。
この時季しか味わえません。
自然の営みを感じてください。
サラダ蕪
これも莟立ちしています。
我が家では白菜とサラダ蕪を
蒸し焼きにして食べます。
今日は莟立ちした芽が特に
美味しかったです。
紫大根などと一緒に焼いて
食べるのも美味しい。
(オリーブ油と塩胡椒のみ)
(葉や茎も立派な主惣菜です)
※莟立ち野菜は草木堆肥で育ったものだからこそ柔らかく旨みのある惣菜になる
味一番(紫大根)
大根系の中では特に
味が良い。
焼く・摩り下ろして薬味に、
刻んでサラダ風に、
摩り下ろしたものに酢(レモン
でも)を掛けるとさっとピンク
色に変わります。
露天原木椎茸・青梗菜・小松菜・さつまいも・サラダセット・九条葱など、
ほうれん草; とても小さいですが、すでに立派な大人なのです。
これは厳冬期に生育期を迎えたため、成長しきらずに、大人に
なってしまいました。味は濃いです。
かぼす; この時季の物は、酸味が薄く、完熟しています。
来週こそ、わけぎが入ります。
これは一本葱の幼苗です。(育苗中)
水がなくからっからになっています。雨をひたすら待ちます。