今週の野菜

2019.6.3(月曜日)晴れ、最高温度28度、最低温度18度

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                        ビーツ

 鮮やかな赤色の茎を覗かせているビーツ。
気候に合ったのか、来週辺りには、出荷ができるかもしれない。
新じゃが・新玉と合わせてボルシチかな。梅雨入り間近の少し肌寒い気候には良いかもしれませんね。

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トマトが旺盛な成長を見せ始めている。茂り過ぎて、重なった葉っぱを落とし、芽を掻き、支柱に誘引しながら樹勢を整えている。
今年は、6月中旬頃から出荷が見込めそうな勢いです。但、梅雨時季が重なり、腐れやひび割れが心配です。

(今週の野菜)

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島らっきょ; この時季に出る珍味です。3年がかりで増やしてきました。3年前、
全滅状態になり、ようやく復活しました。
塩漬けにしたり、炒めたり、揚げたりして食べます。年に一回しか出荷できません。

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ズッキーニ; ようやく出揃いました。初夏の味覚です。これから7月中旬頃まで、
         出荷が見込めます。
         茄子科ですが、ほのかな甘みがあり、癖がないため、様々な調理に
         向きます。味を染み込ませて頂く野菜です。工夫してみてください。

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キャベツ; この時季、肥大して破球したり、青虫・夜登虫により穴だらけになったり、
       受難の季節となっております。満足のいく状態のものは無いと言っても
       過言ではありません。それでも柔らかく、味は乗っております。

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コールラビ; 別名蕪キャベツです。これも破球するか虫が食うか、それとも人が喰う
         かと言った時季です。皮はやや固くなっており、剥いて食べてください
         スープ・炒めなどが良いでしょう。

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ブロッコリー; 続いており申し訳ありません。この時季のものは進みが早く、早めに  
         食べてください。

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レタス系; 害虫も多い時季ですが、奇跡的に生き残っております。
       春レタス系は、柔らかいのが特徴です。

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春白菜; 今週で終わります。この時季、ここまで育つとは奇跡でした。

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麦茶; 裸麦を焙煎し、麦茶にしました。味香り豊かです。
    ヤカンや鍋で煮出します。一晩置くと、ふくよかな香りの漂う麦茶が出来ます


(その他野菜)

赤玉葱・玉葱・じゃがいも・青梗菜・小松菜・サラダセット・大根(最後です)・カリフラワー・アスパラなどが入ります。

来週は人参・にんにく・麦ご飯セットが入ります。


今週の野菜

2019.5.27(月曜日)雲り、最高温度26度、最低温度17度

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                   今年最初の麦刈り

 先ずは、挟間町古市の約4反の麦刈りを行った。ここには、古代小麦・裸麦を植えている。今日、乾燥機に掛けて、明日はトウミを通し、殻を飛ばす。
早ければ来週から麦茶をお届け致します。
麦を刈り取っていたら、近所の農家の方から声を掛けられ、少し裸麦をくれないか、との申し出があった。
聞くと、「最近はどこの農家も裸麦を作っていない。麦茶は何と言っても裸麦だから」
と答えた。むかしの方はよく知っておられる。

市販の麦茶は、かなり焦がして、細かく砕き、パックに入れて売られている。
当然に、除草剤・化学肥料で生産されたものであり、味香りは薄い。
むかし野菜の邑の麦茶は、除草剤は使わず、草木堆肥(低窒素)で育てているため、味は良く、麦の独特の芳香がする味わいのあるものになる。

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 今年は早くもトマトがなり始めている。先ずは、6月中旬頃からフルーツトマトの
出荷が始まる。

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 トマトの初期設定作業をようやく終えた。
太陽に向かって斜め45度に傾けて剪定誘引作業を行う。この後、太い竹の支柱を立て、黒ビニールを張り巡らせる。こうすることによって、強い風でも倒れず、一本の枝が最大5メートルまで伸ばすことが出来る。シーズン中、剪定誘引作業は延々と続くことになる。

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 じゃがいも堀りが始まろうとしている。(5番の圃場)
花が咲き終え、3週間ほどすると、収穫適期となる。枝が横に寝始めたので、来週から新じゃがいもの出荷を迎える。

(今週の野菜)

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白菜; この時季、白菜がある。数年前一度春白菜(やや巻いたものですが)が成功したことがある。その当時よりも巻きが良く、正しく奇跡の白菜となった。
柔らかく美味しい。季節外れの鍋やすき焼きは如何でしょうか?大根と一緒に・・

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空豆; 今年最後の空豆です。殻毎、コンロに掛けてこんがりと焼き、剥いて食べる。
     最高の味でした。塩茹でも良いです。パスタや焼き野菜や煮物野菜に入れ
     たらおしゃれでしょうね。

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コールラビ; 蕪キャベツ。皮は剥いた方が食べやすいでしょうが、煮込みの場合は
         そのままでも良いですよ。炒め物・チンしてサラダに、工夫して食べて
         下さい。

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春キャベツ; 青虫やら夜登虫やら、虫が、兎に角、一杯付きます。
         早く食べねば葉っぱが無くなってしまいます。柔らかく美味しい。

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赤玉葱; 幅二間(360センチ)の軒下に吊しております。中まで赤いです。


(その他野菜)

玉葱・青梗菜・小松菜・大根・蕪・赤蕪・カリフラワー・ブロッコリー・レタス系・サラダセット・漬物などが入ります。

予告;

来週は、3年ほど種を残すため、増やし続けていた島らっきょの出荷の予定にしております。その後、来来週頃から、人参の出荷が始まります。

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ズッキーニができはじめました。来週から少しずつ出荷が始まります。

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空豆が終わり、2~3週間程すると、初夏の王様、インゲン豆が出始めます。


今週の野菜

2019.5.20(月曜日)雨、最高温度21度、最低温度17度

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                 麦畑が黄金色に染まりました

 先週の麦畑から一週間でこんなに色付きました。
今週末には収穫になります。
この圃場は、裸麦です。この麦と古代小麦を併せて麦ご飯セットができます。
また、裸麦を焙煎し、麦茶も作ります。
それから二週間後には、小麦の収穫時期になります。

麦畑の前に立つと、なんだかうっすらと涙が出てきたり、うっとりと眺めてしまったり、
やはり命の糧なのでしょう。農耕民族の血が騒ぎます。
まして、除草剤も使わず、ノン化学物質の草木堆肥で育てた全国にも無いむかしの
農法の麦です。

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                      キャベツの畝

写真だと分かり難いでしょうか、キャベツは外葉を落として、芯の部位を出荷しています。この葉っぱの上に蝶々が飛んでいるのが分かりましょうか。
中々、写真に収めるのが難しいのですが、それこそ、この時季、蝶々が乱舞しております。
当然に青虫が大量発生し、葉っぱを食い尽くします。加えて地中に潜む夜登虫がキャベツの芯に食い込みます。
本日出荷するキャベツの中には、ひょっとして潜んでいるかもしれませんよ。
人が食べるか、虫が食べるか、正に競争となります。
大の虫嫌いの次女がキャベツを包んでおり、キャーキャーと、泣きながら発送をしております。

(今週の野菜)

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ブロッコリー; 虫が付く前の良い状態です。

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空豆; 殻から外し、塩茹で、皮はすでに固いです。そのままコンロに掛けて焼き
     剥いて食べるなどです。パスタなども良いのでは。

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ミニカリフラワー; 独特の食感です。味はしっかりとします。

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葉野菜&レタス系; 青梗菜・小松菜・リーフレタス

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中蕪; 表面に線虫の這った痕があります。硬い場合は、剥いてください。

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スナップエンドウ; 虫が入り始めました。今週の終わりになります。

(その他野菜)

玉葱・大根・サラダセット・キャベツ・白菜・干物・漬物・月一の方には白菜が入ります

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                   ズッキーニの一番果

2~3週間すると収穫期になります。

今週の野菜

2019.5.13(月曜日)曇り、時折晴れ間、最高温度25度、最低温度15度

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          狭間町古市の黄金色に染まりつつある麦畑

 今年の狭間町の麦は今までで最高の出来となっている。
ここの圃場も草木堆肥歴5年目を迎え、土作りが進み、麦の分蘖(ブンケツ)も良く
根張りも良く、穂も太い。
元来、麦は肥料喰いの作物であり、低窒素である草木堆肥では育たないと、県の農業試験場の所長から言われていた。
日本の先人達は、それでも草と葉っぱの堆肥で立派に育てていた。
今年はそれを実証できた年であった。

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          紫色の穂は古代餅麦(一粒小麦)、右は裸麦

 今年は、古代麦1反、裸麦5反、小麦4反、合計1町歩(3,000坪)を植え込んでいる。この麦から、7月頃より、麦茶(自家焙煎)・麦ご飯セット・小麦粉(古代小麦含む)の麦製品の出荷を行う予定です。
特に古代小麦ブレンドした製品からは、今の処、小麦アレルギーは出ていない。
小麦アレルギーに苦しんで居られる子供さんのために5年がかりで取り組んできた
麦の自然栽培がようやく一つの節目を迎えようとしている。

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ズッキーニ

 ここまで育つと、あとは時間の問題で、雨さえ降れば、一ヶ月以内には出荷可能となる。お楽しみに!

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              トマトの初期設定(誘引・芽掻き・剪定)

すでに小さなかわいい実は付いており、このまま順調にいくと、6月中旬頃には初出荷が可能となりそうです。あとは、梅雨の状況次第です。

(今週の野菜)

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サラダ蕪; 表面の傷跡は、線虫が這った痕です。5~10月まで、線虫は活発に
       活動します。この時季にこの傷跡が無いものは、土中消毒をしていると
       考えた方が良い。
       サラダ・焼き野菜・炒め物に適しています。

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春大根; ここにも線虫の活動の痕跡がでておりますね。
      越冬もののようにきめ細かさは無いですが、柔らかく、美味しいです。

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レタス系; サンチュ・サニーレッドなどです。

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サラダセット; 赤ほうれん草・スイスチャート・マスタード・辛子水菜・水菜・ルッコラ
         など、9種類のサラダが入っています。増量でお届け。

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ほうれん草; 柔らかいです。お浸しに、

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絹莢えんどう; さっと湯がいてください。

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空豆; 初出荷です。一般的には塩茹でですが、鞘ごと焼いて中身を取り出すと
     また美味です。

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エシャロット; らっきょうの種類です。根ごとさっと素揚げし、塩のみで頂く。
         炒め物・塩漬け・酢漬けでも。


(その他野菜)

スナップエンドウ・小松菜・青梗菜・玉葱・紫蘇の実味噌漬け・大根甘酢・干物・
ブロッコリーなどが入ります。


今週の野菜

2019.5.6(月曜日)晴れ、一時雨、最高温度25度、最低温度16度

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              自生したカモミールの花が満開

 五月晴れの日々が続いている。
露地栽培を行っている農園としては、週一に雨が降ってくれるとありがたいのだが、
ようやく気候は安定し始めており、野菜の生育は頗る順調です。これは近年なかったことです。
唯、この時季は端境期に当たり、春野菜と夏野菜の狭間になっているため、野菜の種類は限られてくる。
キャベツ・ブロッコリー・白菜(巻かない)・葉物野菜・サラダ野菜は間が空くことの無いように植え付けしており、やや増量にてお届けしております。

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                 じゃがいもの畝(5番の畑)

ジャガイモのの花が咲き始めている。この花が咲き終わり、3週間程すると、新じゃがの季節が訪れる。
これからしばらくは、豆のシーズンを迎え、スナップエンドウ(現在出荷中)・絹莢エンドウと続き、5月中旬頃には空豆が来て、やがて実エンドウに移り、6月頃には、
インゲン豆の出荷となる。同時季には、夏野菜の先陣を切って、ズッキーニが出始めます。
ピーマン・トマト類の夏野菜は、6月末から少しだけ採れ始め、7月からは、いよいよ夏野菜の本番を迎えます。

(今週の野菜)

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にんにくの芽; ニンニクの収穫前になると、芽が出始める。本の一瞬の野菜です。
          炒め物やパスタでどうぞ!
          

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露地ニラ; 今年最初の出荷です。お勧めはお浸しです。洋風の場合はコンソメ
       和風の場合は、昆布・かつを節(和風味)でどうぞ!
       炒め物にする場合は、もやしやニンニクの芽と一緒に。 


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ブロッコリー; 花芽が気候の性で大きめに育っております。この時季のものは、
         進みが早く、お早めに料理して下さい。


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エシャロット; らっきょの仲間です。今回は、根を残しております。
         素揚げ(塩を振る)で試して下さい。
         他には、炒め物・お浸し・酢漬け・塩漬けなどの食べ方があります。
 
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スナップエンドウ; さっと湯通しで充分です。天ぷら・パスタなども美味しいです。

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絹莢えんどう; お浸し・お寿司の具材・天ぷら・吸い物・パスタなどに。

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巻かない白菜; 菜っ葉として食べてください。

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キャベツ; 春キャベツですので、柔らかいです。

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人参; 多くは肥大して割れてしまいました。


(その他野菜)

小松菜・青梗菜・味美菜・サラダセット・レタス系・玉葱・じゃがいも・漬物
鰺の干物などが入ります。


今週の野菜

2019.4.29(月曜日)雨、最高温度17度、最低温度8度

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               4.28.農園体験会二回目開催

農園ランチは20品以上、120余名の農園バイキング料理となった。
コロッケあり、焼き野菜あり、ピザありで、お腹いっぱいになったようだ。

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 今日の体験会は、気温も最高温度20度前後と、比較的涼しく凌ぎやすい一日となった。前回は熱過ぎてぐったりとなった幼児もいたが、今回は順調に体験会は進み、ゆったりとして一日となった。

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みんなで草をちらばせ、葉っぱを乗せて草木堆肥作り、タイヤシャベルに試乗、大きく揺れる度に黄色い声が飛び交う。スナップエンドウ・葉野菜の収穫、種蒔きの後、おやつタイム。
一時の休憩を挟み、人参・玉葱・ブロッコリーの収穫体験。

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スナップえんどうを摘みとりながら口に放り込む、人参を芯まで食べる子もいたり、
ブロッコリーを摘み取りながら、時々口に入れる。子供達にとっては、畑で採れた
野菜をそのまま口にほおばることなどなかったろう。
今日一日で随分と逞しくなった。
続いて二度の参加者のお母さん曰く、
「お陰様で、野菜を全く食べない子達が進んで野菜を食べるようになりました」と・・

子供さんだけでは無く、お母さんへの食育も兼ねているのですよ。


(今週の野菜)

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春キャベツ; プラチナ級の土で育ったキャベツ。しっかりと巻いており、ずっしりと
         重い。繊維を感じず、歯切れが良く口の中で溶けていく。

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スナップエンドウ&絹莢えんどう
すなっぷえんどうはぷっくりと膨らまねば出荷しない完熟野菜。甘みと旨みがある。
絹莢えんどうは、完熟一歩前のまだ甘さの残ったやや若い鞘を頂く野菜です。
これから3週間は続く。
その後には、空豆が待っております。

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人参; 越冬した人参であり、ゆっくりと育ったため、出荷を待ちきれず、その半分が
     肥大しすぎて割れてしまいました。むしろ割れた人参の方が美味しいのです

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小松菜&味美菜; やや育ち過ぎでした。

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白菜と言うより菜っ葉になりました。暖かく、寒にも当たり、巻ききれず開いております。


(その他野菜)

じゃがいも・大根・レタス系(価格は据え置きで多目の野菜が入っております)・サラダセット・玉葱・アスパラ・葉にんにく・わかめ・麦ご飯セットなどが入ります。

来週はエシャロットが入ります。レシピを。添えます


今週の野菜

2019.4.23(火曜日)曇り後雨、最高温度20度、最低温度10度

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                     春の農園体験会

やせうま」を作り、鍋に投入。粉にしたばっかりの大豆粉をまぶし頬張る。
地粉と古代小麦ブレンドした小麦粉を自分たちで伸ばしている。
堆肥作りの後のむかしおやつタイムの一時です。

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        数々の農園の前菜の一つにビーツのサラダが出た

ショッキングピンクの色艶やかな一品。じゃがいも・糠漬け(酢)他、野菜が色々入っている。

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                  収穫体験の一コマ
これは大根を引いている処。収穫し過ぎて困ってしまいました。

この詳細は、催事他のブログでご紹介します。

兎にも角にも、100人を超す子供さんと家族が集まり、その準備に3日を要した。
皆さん楽しかったようです。まだ来週の日曜日も催され、130余名の参加者の申し込みがある。休みなく準備作業を行ったため、今日は、一日、スタッフはお休みを取った。

(今週の野菜)

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人参; 割れが多く、少し混じります。これはじっくりと冬場畑で育ったため、我慢しきれなくなり、はち切れたもので、実は一番美味しいのです。

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レタス系; サンチュ・サニーレタスが中心です。

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スナップエンドウ; まだ出始めです。全員の方には届かないかもしれません。
          美味しいですよね。イベントの際、一人二鞘しか配れませんでした。

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アスパラ; ようやく全員の方に出荷ができます。

(その他野菜)

じゃがいも・玉葱・葉野菜二種・サラダセット・葉にんにく・大根・色蕪・わけぎ・ブロッコリーなどが入ります。

麦御飯セット・漬物・天然わかめも入ります。

来週は、キャベツ・巻かない白菜が入ります。