2019.5.13(月曜日)曇り、時折晴れ間、最高温度25度、最低温度15度
狭間町古市の黄金色に染まりつつある麦畑
今年の狭間町の麦は今までで最高の出来となっている。
ここの圃場も草木堆肥歴5年目を迎え、土作りが進み、麦の分蘖(ブンケツ)も良く
根張りも良く、穂も太い。
元来、麦は肥料喰いの作物であり、低窒素である草木堆肥では育たないと、県の農業試験場の所長から言われていた。
日本の先人達は、それでも草と葉っぱの堆肥で立派に育てていた。
今年はそれを実証できた年であった。
紫色の穂は古代餅麦(一粒小麦)、右は裸麦
今年は、古代麦1反、裸麦5反、小麦4反、合計1町歩(3,000坪)を植え込んでいる。この麦から、7月頃より、麦茶(自家焙煎)・麦ご飯セット・小麦粉(古代小麦含む)の麦製品の出荷を行う予定です。
小麦アレルギーに苦しんで居られる子供さんのために5年がかりで取り組んできた
麦の自然栽培がようやく一つの節目を迎えようとしている。
ズッキーニ
ここまで育つと、あとは時間の問題で、雨さえ降れば、一ヶ月以内には出荷可能となる。お楽しみに!
トマトの初期設定(誘引・芽掻き・剪定)
すでに小さなかわいい実は付いており、このまま順調にいくと、6月中旬頃には初出荷が可能となりそうです。あとは、梅雨の状況次第です。
(今週の野菜)
サラダ蕪; 表面の傷跡は、線虫が這った痕です。5~10月まで、線虫は活発に
活動します。この時季にこの傷跡が無いものは、土中消毒をしていると
考えた方が良い。
サラダ・焼き野菜・炒め物に適しています。
春大根; ここにも線虫の活動の痕跡がでておりますね。
越冬もののようにきめ細かさは無いですが、柔らかく、美味しいです。
レタス系; サンチュ・サニーレッドなどです。
など、9種類のサラダが入っています。増量でお届け。
ほうれん草; 柔らかいです。お浸しに、
絹莢えんどう; さっと湯がいてください。
空豆; 初出荷です。一般的には塩茹でですが、鞘ごと焼いて中身を取り出すと
また美味です。
エシャロット; らっきょうの種類です。根ごとさっと素揚げし、塩のみで頂く。
炒め物・塩漬け・酢漬けでも。
(その他野菜)
スナップエンドウ・小松菜・青梗菜・玉葱・紫蘇の実味噌漬け・大根甘酢・干物・
ブロッコリーなどが入ります。