今週の野菜

2019.11.11(曇り後晴れ)最高温度22度、最低温度14度

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               大根系・蕪類の畝

ようやく害虫も異常繁殖が落ち着き、被害も少なくなってきた。

葉っぱが原型を留めている。これなら、成長してくれる。

 

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先日、別府市の認可保育園にて、保護者会が催すイベントに飛び入り参加してきた。

きっかけは、ここの保育園の保護者7人が当農園の定期購入のお客様であり、

次第に人気が出てきている野菜饅頭150ヶの注文が入った。

それではと、日頃おせわになっているお母様達が催すイベントであり、同じブレンド粉を使った「やせうま」と今が旬の黒大豆(大納言)の枝豆をイベントに無償で提供した。これがその時の風景。

 

他との違いが分かる方は、何回もやせうまを取りに来てくれた、やはり分かる方と食べ物に気を遣っていない方の違いははっきりとしている。

この認可保育園は当農園と同じく食育をテーマとしており、仲間が拡がっていけば幸いです。

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今週末頃から、最初の寒がやってくる。

そうなると、畑は日一日と、冬に近づいて行く。夏の名残の夏野菜はおよそ二回ほどの寒の襲来で落ちていくことになる。いよいよ本格的な秋野菜シーズンの到来です。

 

(今週の野菜)

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大根; 先ずは毎週配送の方からです。隔週配送の方はもう一回聖護院大根が入ります

 

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露地ニラ; おそらくは、もう一回くらい出せるかどうかでしょう。

 

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じゃがいも(男爵); 今回は大粒です。

 

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黒大豆(大納言); 枝豆と言うより、ビーンズですね。色がかなりはっきりとしてきました。こうなると、本来の美味しさが出てきます。

枝豆としても良いのですが、湯がいてパスタ・炒め物・スープ・豆ご飯などにご活用下さい。

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サラダセット; 増量にてお届けします。これから本格的なシーズンに入ります。

 

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パプリカ系; これもいつまで続くか、夏の名残を惜しんで下さい。

 

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ほうれん草; これから寒が訪れ出すといっそう美味しくなってきます。

 

(その他野菜)

玉葱・南瓜・冬瓜・さつまいも・筍芋・里芋・万願寺とうがらし・ピーマン・九条葱

漬物・麦ご飯セット・干物などが入ります。

農園日誌Ⅲ-むかし野菜の四季

2019.11.6(水曜日)晴れ、最高温度20度、最低温度11度

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2019.11.6 農園直売所は八百屋さんとお菓子屋さんになる!

 

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水曜日に直売所を開いてから今月で8ヶ月経過した。日曜日開催に踏み切ってからほぼ1ヶ月を経過。
未だ、大分市場には浸透していない。ここは我慢比べとなっている。
テレビ等のメディアを通せば、多くの消費者に届く効果は高くそれなりの意味はある。但、これは反響が大きい分、一過性に成り易く反動が余りにも大きい。
九州一円にテレビ放映されると、いきなり、2,500余名の問い合わせが殺到し、自然野菜にも限りがあるため、500名に絞って何とかお届けしたが、一年以内に470余名の方が脱落した。
今回は、地道にチラシを配ったり、団地新聞に載せたりで、口コミを誘発しようとしている。
それでも、水曜日の直売は20余名の固定客が入れ替わり訪ねてきてくれている。その方々による口コミにより、時折、新規のお客様も来られるようにはなった。
消費者とのコミュニケーションもややぎこちなくも進んでいる。農園主もできるだけ、若いスタッフ達に任せてあまり出ないように気をつけている。ここは彼らが自立していくためには、正しく正念場となっている。
唯、今までお世話になったメディアに頼ろうとする気持ちが無い訳では無いが、今は我慢の時である。
そうした中、徐々にではあるが、野菜の旬の説明、食べ方の紹介、古代もち麦ブレンド小麦粉の使い方麦ご飯セットの紹介、漬物や味噌などの詳細説明などがようやく彼らの口から伝えられるようになりかけている。

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かっては、どこの街でも八百屋さんがあった。市場から、あるいは、直接農家から仕入れてきた旬の野菜が店頭に並べられ、「奥さん!この茄子は今が落ち旬です。小さいがうまいよ。ああ!鍋なら良い葱が入っているよ。それとこの聖護院大根が合うよ。やや苦みがあるのが特徴だが、油揚げや豚肉と甘辛く似ても美味しいよ」などと料理方法から美味しい時季まで紹介し、かれらは、農家の代弁者でもあった。
お客様もその店主から進められた野菜を選んでおり、八百屋さんに行ってから今夜の献立を考えていた。
一昔前は、良き時代のコミュニケーション文化があった。
八百屋さん・魚屋さん・肉屋さんは、大規模ショッピングモールに変わり、売り手側と買い手側の会話は今では無い。野菜の健全性・美味しさなどの質は大きな価値を持たない。専門的な知識や美味しい料理方法などの情報のやりとりも無い。
言うなれば、専門的な知識もあまり多くない者同士が売り買いを行っていることになる。
これでは、何が健全で良質の野菜であるか?美味しい野菜とは何か?栄養価とは何か?など、分かりようが無い。結果として、見た目・新鮮そう・安全そう・価格などにより野菜を選ぶしか無くなる。
そんな状況が長らく続くと、果たして消費者は農産物の質を見定めようとしているのか?それすら疑問に思えてくるようになる。
効率優先の大量流通の世界はこんなものだ。これでは、健全で良質な野菜を生産する農家は育たない。

 

当農園では、草木堆肥による低窒素・高ミネラルな自然循環農業により、野菜や穀類を育てている。
そのため、常に販売において、啓蒙・啓発的な説明や紹介の仕方が求められている。
この野菜が他の有機野菜や慣行栽培による野菜とどう違うのか?除草剤・高窒素肥料を使わない穀類の美味しさと安全性の紹介や説明、穀類の味香りがする野菜饅頭・コロッケ・パン・ケーキなどの紹介、やせうま・クレープ・石垣餅などのむかしおやつ作りの勧めなど、お客様に紹介するテーマも多い。
そのため、店頭において、四苦八苦しながら、お客様とのコミュニケーションに取り組んでいる。

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習うより慣れろ!で、そのうち、大分の消費者にも理解して受け入れて頂ける日が来る。

むかし野菜の邑の農園直売所は、八百屋さんになったり、お菓子屋さんになったり、ひたすら頑張り続けていくしか無いのである。

今週の野菜

2019.11.4(月曜日)晴れ、最高温度20度、最低温度11度

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                3番の畑の夕景

 

ようやく秋らしい穏やかな季節になってきた。相変わらず、害虫は多いが、心なしか

ざわついた色合いが薄れ、静かな農園の風景となってきた。

そうなると、農園では、堆肥蒔き・畝作り・種蒔き・植え込みに忙しい季節となってくる。最低温度が10度以下になると、発芽が遅くなってくるため、急ピッチで秋野菜の種蒔きが進められている。

出荷野菜の方は、初秋野菜である黒大豆の枝豆・牛蒡・筍芋・里芋・さつまいもを柱にして、葱類・サラダセット・ほうれん草・白菜などの中秋野菜が添えられ始めている。

 

(今週の野菜)

 

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里芋; 田圃では無く、畑の里芋は湿度が少ない分、ほくほく感があり、美味しい。

    おまけに草木堆肥ですから、さらに美味しい筈です。

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カボス; ようやく黄色く色付き始めたようです。果汁は豊富になる分、香りが減退していくのが特徴です。

 

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サラダセット; 7種類の野菜がセットされております。農園の一番人気の商品です

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さつまいも; 表面の瘡蓋は線虫痕です。土中消毒無しの証のようなものです。

この時季のものは、甘みが出てきております。

 

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九条葱; 今週はようやくやや太り上がりつつある九条葱にしました。

味香りが徐々に乗ってきており、しかもプラチナ級の2番の圃場からです。

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栗南瓜; 追熟し甘みが乗っております。煮込み・天ぷらに美味しい。

 

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柿; 木そのものが熟れ始めており、美味しくなってきました。着いた頃は柔らかくなっているかもしれませんが、それが自然の味であり、木成りで熟れた美味しさです。

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ほうれん草; 夜登虫に喰われて、穴だらけになっております。普段は虫が寄りつかない野菜ですが、今年の害虫異常発生の象徴ですね。

茎は柔らかくポリポリと折れてしまいます。その分、口の中で溶けていきます。

 

(その他野菜)

じゃがいも(追熟もの)・玉葱・漬物(大根の甘酢)・白菜・人参・筍芋・黒大豆

鰺の干物などが入ります。

今週の野菜

2019.10.28(月曜日)晴れ、最高温度23度、最低温度13度

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        サラダセットの畝(草木堆肥歴15年の3番の圃場)

 

かろうじて、今の処、虫害の少ないサラダセットの畝。夕日を浴びて色彩が映える。

1~2週間内に出荷しないと、害虫の猛威にすだれ状になってしまいそう。

気が抜けないこの時季の圃場です。

 

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比較的虫害の少なかった2番の圃場に育ちつつある白菜の畝。

あっという間に外皮の葉っぱはすだれ状になる。来来週出荷予定であったが、巻きかけた途中に出荷をすることになった。成長を待っていると、芯まで虫食いが進むことになる。今一、巻きは弱いが、この時季としては良く出来たと褒めてやりたいところ。外葉を剥くと小さくなるが、かろうじて中までは虫が届いていない。

 

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こちらは、無残な姿になった8月末蒔きの大根。

葉っぱはすだれ状に虫に喰われていたが、根まではと思っていたら、この通り、線虫被害によって外皮が喰われ続け、瘡蓋を付け、守ろうとしていたが、ついに力尽きて芯までやられてしまっている。一列まるまる全滅となった。

これも浸透性農薬を使って土中消毒をしていれば、こんなにならない。

それでも危険な浸透性農薬は使わない。農園の矜持です。

数十本は中までいっていないものもあり、包丁で厚く剥き、何とか漬物にして皆様へお届け致します。食べてみるとやや辛いが立派に大根の味がしました。

 

(今秋の野菜)

白菜; 時季としてはやや早く、味の乗りは寒が来ていないため、良くないですが、

    葱類・聖護院大根・カボスなどと少し早いですが鍋でもしてみて下さい。

 

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聖護院大根; 外皮には線虫痕がありますが、中まではいっておりませんでしたので、

       出荷と致します。この時季のものは、聖護院大根の特徴である苦みが

       強く出ておりますが、自然栽培の圃場からのお届け物です。我慢して

       食べてやって下さい。

鍋以外にも、煮物が合います。油揚げ・豚肉などとの相性が良い。やや甘辛く煮込んで下さい。

 

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牛蒡; 表面の一部がが黒くなっているものもあります。バクテリアの影響です。

    食べるには何の問題もありません。この時季の牛蒡は太り揚がり、芯が空洞に

    なっているものもあります。それでも本来の牛蒡はこんなものです。

    市販のものは若いうちに、出荷しており、味は乗り難いです。しかも砂地で

    味は栽培しているため、味は薄く、栄養価もやや少ないかと思います。

    この時季の牛蒡は、煮物が美味しいですよ。筍芋と合わせます。

 

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筍芋; ようやく味が乗ってきました。直売所でも人気がうなぎ登りです。

    ○櫛形にカットして素揚げに塩胡椒。

    ○煮込み料理

    ○汁物

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玉葱; 残りが少なくなってきました。軒下につるし、水分が飛び甘く追熟しております。ジャガイモも同じく、柔らかくなってはおりますが、追熟じゃがいもと言ってさらに美味しさが増しております。 

 

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人参; 時季が、少し合わず、ややましになってきましたが、まだまだ。いびつですね。味は天下一と自負しておりますよ。人参は草木堆肥歴10年以上にならないと

種を蒔きません。美味しいはずです。

 

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大納言大粒黒大豆; 今回から増量にてお送り致します。今が旬です。

豆がやや黒ずんできました。熟してきたのですね。枝豆としても美味しいのですが、

これから以降のものは、湯がいて、豆を取り出し、パスタ・サラダ的・スープ料理

などに使います。

お勧めは、豆ご飯です。是非、一度お試し下さい。存在感が凄いですよ。

 

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サラダセット; 今回は、赤ほうれん草も加わりました。

 

(その他野菜)

じゃがいも・空心菜・ピーマン・万願寺トウガラシ・四角豆・インゲン豆・色茄子

冬瓜・漬物などが雑多に入ります。

尚、水曜日以降から干物が入ります。月曜日の方は、来週です。

 

今秋の野菜

2019.10.21(月曜日)晴れ、最高温度24度、最低温度16度

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               除草作業中の2番の畑

 

 2番は草木堆肥歴17年目のプラチナ級の畑、ここには、インゲン豆・茄子・白菜・セロリ・芽キャベツ・ほうれん草・キャベツが育っている。

茄子は終わりに近づき、インゲンは最盛期、九条葱は今一の処まで育っている。

第一陣の白菜は、早めに仕掛けたため、すでに巻き始めており、11月初旬頃には

出荷が見込めると考えている。

圃場では、現在、害虫被害が多発しており、人間が食べるか、虫が食べるかの競争をしている。蕪類はすでに葉っぱは食い尽くされ、実だけとなって皆様の所へ届いております。葉野菜は、その1/3は出荷に堪えられないほどに虫に食われており、今回は残りの葉野菜を出荷しております。

大根類・人参類は栽培適期ではありますが、暑さや湿気にやられ、順調とは言い切れません。それでも11月初旬頃からの出荷を見込んでおります。

農園は端境期の真っ最中ですが、ようやく気温が低下し始めており、秋野菜はこれからと言う処です。

 

(今秋の野菜)

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冬瓜; 夏に育ち、9~10月に収穫。今年は早めに第一回目の出荷を行います。

    日持ちがするために、冬の瓜と言います。

    冬瓜は綿を取り、外皮を薄く剥き、スープ・煮込み料理の具材として使いま

    す。味が薄い素材ですので、何にでも染まります。

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味美菜・小松菜・青梗菜などです。

ご覧のように穴だらけです。この葉野菜は茎が主ですので、どうか気になさらずに

調理してください。

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露地ニラ、若しくは空心菜

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さつまいも; 紅東。天ぷら・汁物・煮物などにもお使い下さい。

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筍芋; 今が旬です。かなり大きく育ってきました。皮を剥いて素揚げ・汁物・煮物

    などに。初めての方も使い方に慣れ、「あれ、美味しいですね」の評価が

    出始めております。

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パプリカ; 今のはハウスものです。今年の露地ものはほぼ全滅しました。

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小葱;

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九条葱; 今一もったいないな!と思いますが、葉先まで食べれる味香り豊かな葱です

     晩秋から冬にかけて白菜などと一緒に出したい品種ですね。

 

(その他野菜)

じゃがいも・玉葱・黒大豆の枝豆・ピーマン・茄子・四角豆・インゲン豆・赤玉葱

金時生姜・柿・干物などが入ります。

 

 

今週の野菜

2019.10.14(月曜日)曇り、最高温度26度、最低温度17度

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             壊滅してしまった赤蕪の畝

鉄鋼仮面と呼んでおります。実にしぶとく、繁殖力の旺盛な害虫です。

一株にこれだけ居着いており、葉っぱを食べ尽くし、茎まで食べてしまったら、最後は実を食べます。

これ以上繁殖されても困りますので、仕方なく、成長途上の蕪は全て撤去しました。

この畝には、当分の間葉野菜・蕪類の種蒔きは出来ません。隣に移っているためその周辺にも葉物野菜は植え付けできません。

 

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前日の日曜日は連休のせいか、あるいは、皆様が関心が無いのか、開店休業状態でした

是非、日曜日、足を運んで下さい。加工品・試食品も秋野菜も揃っております。

 

(今週の野菜)

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さつまいも; 表皮には線虫痕がありますが、土中消毒をしていない証です。

食べるには何の問題もありません。

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四角豆; 素揚げ・炒め物などに最適です。アフリカ原産。

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秋インゲン豆; インゲン豆の王様です。味香り・旨みと三拍子揃っております。

揚げ物・炒め物・煮物・お浸しと用途は広いです。

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黒大豆の枝豆; お待たせしました。秋の代表的な味覚、丹波大粒黒大豆(大納言)です。余り長く湯がかなくても良いです。やはり秋の大粒黒大豆は美味しいですね。

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サラダ蕪; 葉っぱは全て虫さんの餌になってしまい、残念ながら実だけです。

サラダ蕪は、スープ(煮込み)には適しません。生食・炒める・焼く・チンするなどして食べてください。

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紫大根; 葉っぱが虫に食べられ、成長途上での出荷となりました。

焼き野菜(焼くように炒める)・摺り下ろして薬味に、味が濃いため、あまり味付けはしなくて、塩胡椒程度がよろしいかと思います。酢の物にもできます。

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人参; 最適時季ではないため、いびつに成長しております。割れはまったく問題はありません。葉っぱは掻き揚げ(じゃが・玉葱などと)にでもしてください。実は葉っぱが一番栄養価が高いのです。油で炒めると、香味野菜は甘煮に変わります。

覚えていてください。

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一本葱; 葉っぱまで美味しいです。

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富有柿; この時季はまだ甘さは余り出ておりませんが、食感は良いです。

 

(その他野菜)

じゃがいも・味美菜・小松菜・サラダセット・茄子・オクラ・ニラ・蔓紫・ピーマン

・里芋・干物・漬物などの混成になります。

 

今秋の野菜

2019.10.7(月)晴れ、最高温度28度、最低温度22度

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          今年第一陣の白菜とほうれん草(二番の畑)

 今年は10月だと言うのに、高温多湿、曇天の日が多く、日照時間が少ない。

このため、害虫が異常発生しており、種を蒔いても蒔いても新芽をやられたり、発芽しても葉っぱはすだれ状に虫の餌食となる。今年は例年以上に苦悩の日々が続く。

二番の畑だけが今の処、奇跡的に畑として維持している。

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青く元気なのは、雑草だけです。蕪の畝は見る見るうちに軸のみになり、やがて溶けていく。(四番の畑)明日も絶望的な種蒔きを行う予定。

毎年、このような気候になっていくのかもしれない。露地栽培にとっては厳しさが増している。ようやく涼しさが来そうで秋の気候を心待ちにしている。

 

(今秋の野菜)

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里芋; 後藤農園の圃場から。今年は粒が揃っており、じめじめした気候が里芋には

合っているのかもしれない。

 

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ピーマン; 異常気象とカメムシの大量発生により、ほとんど壊滅状態であったピーマン系がわずかだけども復活している。

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パプリカ; 露地ものは壊滅したが、育苗ハウスのものは順調に育っている。

やはり、この気象条件では露地もののパプリカは今後難しいのかもしれない。

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黒大豆の枝豆; まだ走りですが、来週からは本格的な秋の味覚の出荷を始めようと

思っております。お楽しみに。

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南瓜; 栗南瓜系ですので、甘みが強い。

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空心菜; 10月だというのに暑いのでしょう。まだまだ元気です。南方系野菜です。

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四角豆; 炒め物・素揚げなどに美味しい。

 

(その他野菜)

玉葱・じゃがいも・小松菜・ニラ・にんにく(ブロークン)・金時生姜・茄子・切り干し大根・カマスの干物などが入ります。