今週の野菜

2023.7.6(火)雨、最高温度29度、最低温度21度

        束の間の晴れ間の梅雨空に雲海が流れる

 

3番の畑から由布岳(左)と鶴見山が望め、夕景に浮かぶ雲海がきれいでした。

野菜達は降る続く集中豪雨に水に浸かり、根に酸素が供給できずに萎れ始めて

おります。今年の梅雨末期の集中豪雨はややしつこいようです。

特に葉野菜は湿気と害虫被害によりほとんど壊滅状態になっています。

 

畑は草に覆われ、雨の中での除草作業も追いつかず夏野菜の生長を阻害しており

ます。

そうした中でもジャガイモ掘り・大豆の種蒔き・夏野菜の支柱立て作業、

そして除草・除草の毎日です。

 

お届けする野菜は傷みかけているキャベツ(これはおそらくは最後になる)

初夏野菜であるインゲン豆・ズッキーニなどが終わりに近づきつつあります。

替わりにピーマン・伏見・万願寺とうがらし・茄子類などが弱いですが

出始めております。

 

トマトはこの雨の中でも何とかできております。

皆様はおそらくはご存じないと思いますが、露地栽培のトマトはマーケットには

出回っておりません。ほとんど全てがハウス栽培です。

これは雨が降ると割れてしまい、管理が難しく商品価値が無くなってしまいます

ので農家は作ろうとはしません。

ただ、露地栽培だからこの味香り、そして美味しさが出るのです。

希少価値のあるトマトと思って食べてくださいね。

 

(今週の野菜)

瑞栄トマト; むかしながらの酸味があり旨味と香りが詰まったトマトです。

これは調理に使うと抜群の美味しさを発揮します。煮込み・パスタ・炒め物

などにお使いください。

そのように説明してもお客様達は生食に走ってしまうのですが・・・

フルーツトマト; 生食用です。

 

トマト類は今週から瑞栄トマトは500g、フルーツトマトは400gにして

おります。

農園では最盛期が近づくにつれ、グラム当たりの単価が下がっていくように

なります。旬の時季は沢山食べてください。

 

きゅうちゃん漬け;

 

ピーマン; 本格的な出荷が始まりました。

胡瓜; なんと言っても食感が命ですね。また甘い香りがしてきます。

キャベツ; 春キャベツと言う品種です。進みが早いので早めに食べてください。

じゃがいも; 今週はメークウィンです。

 

バジル;トマトとの相性が良い。

ビーツ;ビーフシチューにビーツの角切りを入れて煮込むとボルシチになる。

ただ、ビーツは欧州では粗めに摺り下ろしてポテトなどと和えてサラダにして

食べられています。30分ほど丸ごと煮てスライスし酢漬けにすれば常備菜です。

茎は炒めて食べてください。甘くて美味しいです。

 

(その他野菜)

ズッキーニ・玉葱・人参・アスパラ・インゲン・丘わかめ・紫蘇などが

入ります。