2019.6.17(月曜日)晴れ、最高温度28度、最低温度19度
農業セミナーを挟んで、料理体験会を実施
最初は、慣行(近代)栽培、有機栽培、自然農、自然栽培(当農園)の違いを紹介。
窒素過多による栽培に潜む硝酸態窒素(毒素)の怖さ、低窒素栽培による完熟野菜のできる仕組み(植物の生理)、農産物だけではなく加工品に使われている3,600
種類以上の添加物、それらの人の体に及ぼす複合汚染の危険性、などを科学的に説明しました。
最後は、これは誰が悪いのでしょう?と皆様に振ってみました。
農園主の結論としては、自らの健康は自分で守らなければならない。となると、国が悪い、生産者が悪い、流通が悪いのではなく、結局は消費者が悪いと申し上げた。
ハーブを使って、鳥の臭み・油を落とすのにタイム・にんにくをオリーブ油を絡めて、
オーブンで焼きました。付け合わせ野菜はズッキーニと玉葱でした。
と言うことで、みんなで作った今日の農園ランチのメニューは、じゃがいものチーズ焼き・キャベツのコールスロー・サラダセットの盛り合わせ・人参葉の掻き揚げ・
ビーツのマリネなどでした。
農園ランチのコンセプトは、如何に素早く、手抜きをして、素材を活かした美味しい料理を作るかと言うことでした。
忘れるところでした。今日の料理体験会に合わせて北九州のパン屋さんに自然栽培で生産した古代小麦・中力小麦などの全粒粉のハードパンを頼んでおりましたが、そちらのパン屋さんが失念していたため、急遽、同じ材料で、素人の手作りパンを焼きました。
皆様、待ち遠しかったようで、あっという間に料理は完食でした。
皆様、楽しかったようです。
(今週の野菜)
人参; 朱・黄・赤の三色の人参、葉っぱは掻き揚げなどで食べてくださいね。
ズッキーニ;青と黄。これから初夏の定番の野菜となります。
春キャベツ;ほとんどがこの雨で鉢割れてしまいました。ぎっしりと実が詰まり、
美味しさの証明です。よろしくお願いいたします。
いんげん豆; インゲンの王様と言われる成平と言う品種です。
揚げ物・お浸し・煮物・炒め、何でも美味しいです。
紫キャベツ; キャベツとは言っても、食感・味は全くの別物です。
生野菜・酢漬けが適しております。
ビーツ; 春定番の野菜ですが、今年は初夏にもできました。
赤玉葱; 生食・酢漬け・焼き野菜に適しております。中まで赤いです。
(その他野菜)
胡瓜とトマト; 夏野菜がぼちぼち採れ始めました。
葉野菜・じゃがいも・玉葱・エシャロット・大根・漬物・野菜饅頭・麦茶・わかめなどが
入ります。
一緒に訪れた子供さん達も料理体験に参加。この真剣な顔つきは未来の料理人!