31.1.21(月曜日)晴れ、最高温度12度、最低温度1度
初春の風物詩、麦踏み
この麦踏みは何のために行うのか?諸説あり、霜により根が浮き上がってくるのを防ぐため?根を育てるため?茎を折って分けつさせるため、などなど様々。
いずれも正解なのかもしれない。この時季に踏むことによって確かに丈夫な穂が育つようだ。
麦踏みはむかし野菜の邑グループにて、この日も含めて3日懸かりで約5反を行った。まだ、残り5反ほど残っている。一体何万歩歩いたことだろう。足は棒のようになり、汗が出てくる。
種を蒔いた麦類は、裸麦・中力小麦・古代小麦の三種類ある。
裸麦は、麦茶や麦ご飯セットになる。
中力小麦は、5分搗きにして小麦粉とする。
自家焙煎した麦茶(裸麦)はすでに去年から商品化しており、麦ご飯セットは今年から商品として皆様にお届けしている。
皆様のお陰でいずれもすでに高い支持率を得ている。
いずれも今まで食べて(飲んだ)事の無い味香りであるとの評価を頂いている。
何より、草木堆肥のみにより育てた自然農の麦の美味しさには、作った生産者の方が驚いている。
そして、今年は、新たにブレンド小麦が麦類の新商品として皆様の元に届きます。
テーブルの上に並んでいるのは、農園のランチタイムの風景ではなく、女性スタッフがこのブレンド小麦の商品開発のための試作中の「むかしおやつ」の一コマです。
今週から随時、皆様の元に、レシピ付きで、その粉が届きます。
この風味豊かな麦粉を、お母さんの味として、皆様のご家庭にも残して頂きたいと
願っております。
その際には、説明付きでデプスインタビューを試みます。
どうか、皆様方の熱いご支援と、忌憚の無いご意見をお寄せ下さい。
PS
この試作中に折から当農園に訪れていた「家庭画報」の記者の方々にも試食頂き
痛く感動して頂きました。ついでに早速約3名の方が、即、「定期購入」のお申し込みを頂きました。ありがたいことです。
(今週の野菜)
紅芯大根; 元来は中国野菜です。日本で品種改良を重ねたものです。
芯にピンクの色があり、食味に優れ、実は硬く焼き野菜(炒め)に合い
ます。
※本格的な出荷は来週からです。
赤蕪; 表皮が赤く、中は白です。実は柔らかく、サラダ・マリネに向きます。
勿論、焼き野菜にも。
中蕪; サラダ蕪ほどの甘みは無いものの、焼く・炒める・煮込むなど用途は広い。
葉っぱはスープにも、鍋物にも使えます。
芽キャベツ; パスタ・炒め物・スープなどに使えます。
但、この野菜は、一旦、チンして、若しくは、煮る・蒸すなどして置きま
す。その上で、すばやく火を通して、調理してください。
そのまま煮込むと、カンラン臭くなってしまいます。
歯触りが命ですよ。
ブロッコリー; 一番果です。美味しいのは、本当は二番果です。
一本葱; 下仁田葱と九条葱の掛け合わせ品種。太り上がりました。寒にもあたり、
美味しさが増しています。
じゃがいも; 男爵です。水分が飛び、甘味が出ていると思います。
菜花; 冬の菜花です。お浸し・天ぷら・炒め物などに。
黄な粉; 昨日焙煎したものです。粗挽きにしております。大豆粉と言ってもよいで
しょう。味香りをお楽しみに。一緒にお餅も入ります。
(その他野菜)
春菊・サラダセット・小松菜・餅・聖護院大根若しくは大根・小麦粉・鯵の干物・漬物
などが入ります。