今週の配送野菜

24.10.22(月曜日)晴れ、最高温度24度、最低温度16度
 
 
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                 久住飯田高原、たで湿原にて
 
この季節は一雨一雨毎に秋が深まり、次第に日が傾くのも早くなっていきます。
午後からの農作業は駆け足です。すぐに手元が見えなくなります。
 
あまりに秋の深まりが早いと、秋・冬野菜の成長が追いつきません。例年、この時季は
頭が痛いです。今回も名残の夏野菜と早期に植えた秋野菜の混合になり、品目が安定しません。
かといって、8月や9月初旬は暑すぎて、虫も多く、早期に種蒔きをしても育ち難く、美味しい野菜はできません。四苦八苦の野菜の選定がしばらく続く。
こんな時、虫害で折角育ちかけた野菜が全滅すると、かなりあせってきます。
種の蒔きなおしの二週間が真に惜しいのです。時間は取り戻せませんから。
 
(今週の配送野菜)
 
小松菜; 虫食いの跡はかなりひどいですが、茎は収穫しているとポキッと折れます。
      茎や葉は虫食いの痕がひどくかなり落としております。
 
青梗菜; 小松菜ほどにはひどくはありませんが、これも虫食いんも痕が目立ちます。
      煮込むととろけて美味しい。
 
サラダセット; 今回までは我慢してください。次回からは比較的虫食いが少なく
         今の処、きれいです。
 
漬物;  大分高菜です、もう古漬と呼んでよいかもしれません。
      水洗いしてからお食べください。その塩加減はご自分のお好みで!
 
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さつまいも
 
天日干しをしています。(半日ほど)
それから一二週間陰干しをし、甘さ
を熟成させます。
(これは芋の体内に蓄積されたデンプンなどを分解させ、糖質やビタミンに
転換させるわけです)
 
これらのさつまいもは二宮農園か佐藤
雄二農園のいずれかに年間契約で栽培をお願いしております。
 
当農園では草木堆肥歴5年以上の畑ばかりでして、すでに肥沃になってきており、さつまいもの栽培には向きません。さつまいもは根の部位を食べます。肥沃な土壌では
蔓や葉が茂り、根の部位に栄養が行かないのです。
そのため、私たちは日常的に他の作物を生産していないさつまいものためだけの圃場
を作っており、そこでは年間さつまいもしか作りません。
かといって、ミネラル分は必要ですので、草や葉は施肥します。
このため、その畑は極めて生産性の低い圃場となり、痛手にはなります。
 
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丹波大粒黒大豆の枝豆
 
白大豆ではこの味は出せません。
みてくれは悪いですが、美味しいです
 
当農園では秋の実りの人気商品です
 
まだ最初ですので、わずかですが
我慢してください。
もう少し色付くまでは本格的出荷とは
致しません。
 
 
ニラ; 少し葉が小さくなりました。
 
落ち茄子; 最後のほうに近づきました。
 
ピーマン; あと二週間程でこれも終わるとおもいます。
 
バジル; 霜が降りるまでの命です。
 
筍芋; 前回のブログにて食べ方は紹介。
 
金時生姜; これも今週でおそらく最後でしょう。
 
トマト・フルーツトマト; 今年はどこまで持つか、楽しみです。美味しくなっています。
 
来週は人参や里芋、できればいんげんまめが出荷できると良いですが・・・