24.7.30(月曜日)晴れ、最高温度34度、最低温度26度
中耕・追肥・下葉整理・虫取りを経て、復活しつつある茄子
一時は茶褐色に変色し、生気を失っていた茄子がようやく立ち直りつつある。
今年の度重なる集中豪雨により、畝は壊れ、畝下は泥に埋まり、窒息状態の茄子の根
が復活したようだ。青々とした葉が戻ってきた。
実はかなりのダメージを受けており、あまり良いできばえではないがやはりむかし野菜の茄子の味でした。
今日、お送りしている野菜について、全て佐藤自然農園の産ですか?のご質問が寄せられました。お答えします。
季節によっては変わりますが、概ねその90%以上は佐藤自然農園の土からできたものです。
今、当農園の提携先(賛同者)として、以下の方々が居られます。
基本的には、草木堆肥(当農園で共同で作ったもの)を施肥しております。農法も当農園で直接学んだ方法です。
但、土の性格が異なり、草木堆肥歴もまだ1~3年の方々が多いのです。
そのような野菜には味香り・食感・旨みに差が出るため、ランクを付けをしております
(価格もかなりの差が付きます)
1~3年以内(草木堆肥歴) 赤ラベル
3~5年以内 銀ラベル
5年以上 金ラベル
(尚、少ないですが、育苗ハウスで産出された野菜は、一ランク等級が下がります)
「生産(提携・協賛)農家の方々」
二宮農園; さつまいも(肥料が多いと味香りが数段落ちるため、年間、さつまいもしか
作りません。葉と草しかやりませんのでまったくの自然農です)
栗(無農薬・無肥料) 地面から2mは虫害を受けるため、捨てます。
カボス(無農薬・無肥料)
佐藤雄二農園; さつまいも(二宮さんと同じ農法)
里芋・南瓜・にんにく(今年は駄目でした)
最近、胡瓜・茄子・ピーマンなども試験的に作り始めました。
(草木堆肥歴3年の畑で、赤土系の土壌です)
河野農園; 当農園と基本的には同じ物を作ろうとしております。
(草木堆肥歴、1~2年、赤土系土壌)
平野農園; お米と梨、全て自然農です。
この他に、協賛者として、田北農園(原木露天椎茸)、後藤農園(自然薯)が居られます
皆様、草木堆肥や自然農ですのでそれなりの労力をかけ、多くの苦労があります。
一人の力は弱く、同じ理念を持つ生産者を探し、後継者育成に現在、取り組んでおりますので、ご理解ください。この他、新らたの農業者の育成・研修も行っております。
味などに差がでますが、オーダー表には生産者の名前を記載するように努めており、
「これはまだ赤ラベルか、なるほど旨みや歯切れがまだだな」などと確認して味わうのも
勉強になります。なにより、生産者は皆、頑張っておりますので、暖かい気持ちでその
野菜(土)の成長を見守ってあげてください。
(今週の配送野菜)
節成胡瓜
まだ一番果ですので、青い味がします
それでも味香りが出ており、食感の
違いをご確認ください。
8月下旬、9月頃になると旨みや甘み
が出てきます。
オクラ
丸型は佐藤自然農園
(甘みさえ感じます)
角型は河野農園(赤ラベル)
(現状は自然農に近いです)
刻んで納豆・芥子・昆布などと混ぜ合わせてねばねばのとろろで食べると
食約減退の時季には良いのでは。
玉葱・じゃがいも(メークィン)赤玉葱・青紫蘇・ニラ・人参・瑞栄トマト
アイコ; 河野農園
漬物; 大分高菜、水に晒して、塩分を出してから食べて下さい。その程度はお好みで
フルーツトマト
これは酸味が来て
次に甘みが来て
最後に旨みが口一杯に
広がります。
赤と黄がありますが、
やはり赤のほうが旨みは濃いようです。
今年はこのぎらぎらと
照りつける太陽を受け
特に美味しいようです。
茄子(黒陽・筑陽)
表面の傷は十星天道虫によるもの
そこから自己防衛のフセが入り
自分を守ります。
食べるには何の問題も無いと
思います。
自宅でようやく茄子を食べることが
できました。二人で顔を見合わせ
やっぱり美味しいな!と・・・
次回は、平野農園より、梨が入る予定です。又、後藤農園の自然薯もお客様のご要望
が強く、できれば入れたいと思います。