今週の配送野菜ー春から夏へ

24.6.18(月曜日)雨、最高温度25度、最低温度18度
 
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     茄子の花、意外と派手、妖艶な魅力で虫達を誘う、子孫を残そうと・・
 
朝から小雨が降り、合羽を着ての収穫作業、大降りでなくて助かった。
葉野菜の多くはこの湿気で溶けていく。根菜類も根腐れが発生してくる。水の中に
浸かっているのと同じ状態では無理からん。そこに湿気と虫が追い討ちを掛ける。
露地栽培では止むを得ないこと。
 
畑は次第にこうして春野菜が落ちて、初夏野菜へ切り替わっていく。出荷できずに
溶けていく野菜を見るのは辛いが、これも自然のなせる業。
 
後は耐えて夏野菜達が大きく育つのを待つしかないが、当農園はそうも言っておれないので(周年栽培の工夫)このような時に、ズッキーニ・いんげん豆・人参などを多めに
植え込み、(そのため毎週続いて申し訳ないのですが)ニラ・枝豆・コールラビ・キャベツ
ブロッコリー・トレビスなどを用意している。しばらくはツギハギだらけの野菜が続くことになる。
 
我ながらよく野菜が続くものだと感心している。他の農家では端境期を迎え、野菜が
畑から無くなっているのだが・・・(ハウス栽培は又異なるが)
 
(今週の野菜)
 
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ズッキーニ
 
去年はほとんど取れなかったが
今年は何とかうまくいった。
 
焼いて、炒めて、スープの具材にと活躍する。
この特徴は、何にでも染まる
ということ。但し、あまり濃く
味つけしないで頂きたい。
当農園のものは若干、味が
ありますので、
 
 
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この時季のものは、虫害により、湿気により傷みやすい。
又、蒸れにより、茶色く変色
していくものも多い。(実に勢いがなくなるとその傾向が強い)
 
写真上部右端のものなどが
そうだ。(普通はこの時季
生産しない)
 
 
 
いんげん豆(成平); 湯がいてお浸しに、(胡麻をふり、出汁醤油などで)てんぷらは
             定番。但、さっと湯がいてサラダやパスタにも使えます。
 
人参; 赤と黄、黄はサラダがお勧め、火を通すと、甘みが薄くなる。
 
漬物; 大根の甘酢漬、大根の粕漬、など。
 
じゃがいも; 出島と北あかりが混じっているようです。
(チンか軽く湯がいて、やや厚めにスライス、チーズを乗っけてオーブンで焼く)
 
赤蕪・紅蕪セット; 蕪は煮ると実が柔らかくなり過ぎ、やはり焼くようにして炒める
            ほうが美味しいと思う。
(櫛型にカットし、両面を焼くように炒める。塩胡椒とオリーブ油で味付け、それだけで
充分に美味しいのですが、ベーコン・にんにく・ズッキーニ・玉葱・ニラなどを加えると
立派なメイン料理にもなり、パスタに加えるとおしゃれな色合いで食卓が楽しくなる。
 
小松菜; 初夏になって葉はやや固くなっていますので、長めに湯がいてください。
 
 
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トレビス(サラダの貴婦人)
 
若干ビターで、やや甘さが残る
何と言ってもその妖しい赤と白。
 
これはその半分以上の葉を落とし
芯の部分を出荷している。
又、このように結実するものは
半分以下という難しさです。
 
キャベツ・白菜・人参・いんげん
ズッキーニなどとサラダにして・・・
 
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露地にら
 
初期出荷ですから、葉はやや固い
二番・三番出荷になるにつれ、
葉は柔らかくなります。
夏はにんにくと同じように
体に精をつけてくれます。
 
定番は炒め物、意外とパスタにも
他の食材と組み合わせてみても
美味しいです。
 
(その他野菜)
 
キャベツ・大根・玉葱・にんにく・赤玉葱・白菜