24.4.9(月曜日)晴れ、最高温度19度、最低温度10度
近くの国分尼寺跡の桜
春が急にやってきた。夏野菜の植え付け準備が始まる。
野菜の成長も急加速してきており、ずらして種を蒔いたにも関わらず、一斉に
大きくなり始め、一気に葉野菜が出揃ってしまいそうな勢いです。
慌てて、新たな種を蒔かねばならなくなった。自然のなせる業で、委ねるしかない。
(今週の配送野菜)
越冬したもの。
大きく育たずに大人に、
2番の畑(最高レベル)
で育っており、おそらく
美味しいでしょう。
茎が硬い場合は、薄く剥いて食べてください。
(春は莟立ちしやすく、硬くなる場合もあります)
何故食べてから出さないのかって!品薄で、私達の口には入らないのです
大根; 畝が変わり、品種も変わりました。これは11月下旬に種を蒔き、越冬
させて、春に(例年であれば3月出荷でしたが、今年の寒さで4月出荷に
ずれ込んでしまいました)ようやく育ったものです。
時無しという辛味大根を元にした改良品種です。(随分と種を探しました)
そのため冬に育ち、莟立ちが遅いという特性を持っています。
サラダ蕪; 河野農園のもの(赤ラベル級)味香り・食感は劣りますが、慣行栽培の
ものに比べれば、はるかに美味しいです。
サラダ野菜; サンチュ・半結球レタス・サラダ菜のいずれかが入ります
サラダセット
マスタードの赤と緑
からし水菜の赤と緑
赤ほうれん草
水菜
サラダ小松菜
以上のセットです。
今回は増量にて!
サラダ野菜の人気NO1.
漬物; 大根の甘酢漬け、これも人気NO1.の漬物
ほうれん草; 日本ほうれん草ですが、やや莟立ちしてしまいました。
芽キャベツ; 破球し始めました。春ですね。おそらく今回が最後になるかも。
一度湯がいて、あるいは、チンしてからスープやパスタ・炒め物などに
紫大根
少し莟立ちし始めており、
蕪の上部が硬くなっているかもしれません。
(自然の生理現象です。お許しください。やっと日の目をみましたので)
一般的には酢物にしますが、
今回は摩り下ろして、麺類の
薬味として、あるいは、焼き魚
などの薬味に、ポン酢がお勧めです。酸を付加するとピンク
色に変わります。
(その他野菜)
セロリ; 最後ですが、5月下旬頃には春セロリがお目見えする予定です
わけぎ; 球根の部位が特に美味しい。酢味噌和え・ちじみなどに、
春菊; これも最後のほうになりました。
(端境期について)
現在、端境期の真っ盛りですので、商品アイテムがかなり苦しくなってきました。
キャベツや春白菜はまだ巻いておりません。キャベツも妖しい状態(莟立ち)です。
青梗菜・小松菜は逆に春の陽気に誘われて冒頭にも述べましたが、どうやら一斉に
大人になりかかっております。来週か来来週には出荷可能な状況です。
ニラも寒の影響を受け、今一ですが、4月末頃には何とか出荷ができそうです。
問題は、豆類です。絹さやエンドウは4月末頃、スナップエンドウは5月初旬頃、
実エンドウも同じ頃、空豆は5月中旬以降になりそうです。
これらで繋いで、いよいよ夏野菜になっていきます。
季節の移ろいを当農園の露地栽培野菜で感じてくだされば幸いです。