23.12.12(月曜日)晴れ、最高温度8度、最低温度1度
今年初めての本格的な霜が降りました。霜柱を踏みながら野菜の収穫。
朝7時半頃は野菜が凍りつき
葉っぱがしな垂れており、
収穫できず、
8時半頃、ようやく回復し、
収穫作業を行う。
野菜によって異なるが、一般的には野菜は氷点下2度までは
耐え抜き、回復できるが、
氷点下3度以下になると、茎や
葉の内部が氷結し、腐ったように黒く変色し、溶けていく。
それらの防御を、織り布やビニールトンネルで行い、野菜を守る。その取り外し、
開け閉めなどが冬野菜の出来不出来を左右する。
(今週の配送野菜)
梨(愛宕); 常温保管しているうちに、糖度が増し、微妙に食感も味も変化する。
(平野さんの自然栽培の梨)
じゃがいも; 河野さんの畑(赤ラベル級)食感はやさしいが、やや味香りは薄い。
一年目にしては上出来。
里芋; 二宮先生の畑、10年来の仲間、柔らかく美味しいとの評判。
由布市庄内に広がる棚田
の風景、
このような景観が至る所に広がる典型的な中山間地
この風景を後ろにしながら、
ひたすら山を登ると、田北
さんの椎茸農場。
一万本を越える椎茸の
ほだ木。
このあたりは、クヌギの
山が多く、寒暖の差が
あり、シイタケ栽培に適す
彼が選んだのは黒ずんだ
見てくれの悪い椎茸、
何故と聞くと、このほうが
白っぽい見栄えの良い
品種より肉厚で美味しいと、にっこり笑う。
冬は椎茸の生長が遅く、
肉厚で香り高い美味しい
ものができる。
そこで、では、できた時に
出荷するかい!と聞くと、
その方が美味しいものが届
けられると、自信がありそう。
生椎茸はやはり、コンロでの
直火焼きがお勧め、黒い部分
から焦げ目が付くまで十分に
焼き、裏の襞の部分から、肉汁が溢れてきたら、かぼす醤油で頂く。実に美味しい。(半生は要注意)
軸は切り離して、細かく裂き、酒・みりん・醤油で煎るように煮る。これも美味しい。
紫大根
成長が遅く、小さいが出荷。
大根の中では特段に味が良い
先ずは、摩り下ろし、焼き魚
などの付け出しに、美味しい。
摩った時は紫、カボスなどの酢を
加えると、ピンクに変色。
葉も美味しい。
又、焼き大根も美味しい。
果肉が柔らかく、旨みが
たっぷり、やや苦味があり
それが又、独特の風味に
煮込み料理がお勧め。
シンプルに揚げと煮込む。
豚の角煮と一緒に濃厚な味
青梗菜か小松菜
炒め物だけではなく、鍋・
すき焼きに、
シンプルに麺類と、
さっと火を通すとしゃきしゃきと、
ゆっくり煮込むと口の中で
溶ける。
利用範囲の多い野菜です。
セロリ
待望のセロリの登場です。
まだ小さいのですが、寒が
きつくなりそうなので出荷。
茎は筋をとらなくても十分
歯切れが良い。サラダに、
葉は細かく刻んで、煮込み
スープに、炒飯に、カレー
やシチューの下味付けに、
捨てるところはまったくない。
漬物; 今回は大根葉の一夜漬け、ご飯が何杯でもいける。
九条葱; 寒が訪れ、一層、美味しくなりました。
その他には、季節はずれのピーマン・サラダ蕪・カボス・大根・春菊など、